バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

NEW2026.08.6 Thu

『タンカレー ナンバーテン』とお茶でつくるジンカクテル「TANQUERAY TASTEMAKERS with WORLD CLASS」リンゴジュースでカモミールの茶葉を抽出し、『タンカレー ナンバーテン』の柑橘の風味とリンクさせる

林 紗雪さん(芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート)

[PR]ディアジオ ジャパン株式会社

スーパープレミアムジン『タンカレー ナンバーテン』を核に「お茶」を合わせ、「いまのジンカクテル」を表現するプロジェクト「TANQUERAY TASTEMAKERS with WORLD CLASS」。
日本のトップバーテンダー8名が、お茶の味わい、技術、発想を重ね合わせ、ジンカクテルを考案。クラシックカクテルのツイストや世界の潮流を起点に、新しい表現に挑む。本企画では、背景にあるに意図やプロセスに光を当て、現代のジンカクテルの可能性をひも解いていく。

8人目となるのは、会員制リゾートホテル、「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」バーテンダーの林紗雪さん。バーテンダーの育成に力を入れる同社の社内カクテルコンペティションで2度の優勝の実績をもつ。今回はクラシックカクテル「ビーズニーズ」をツイストし、リラックスできる1杯を目指した。

「ビーズニーズ」を花の香りで再構築し、リラックスできるカクテルを考案

関西屈指のマリーナリゾート「芦屋マリーナ」に隣接する「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」。併設の「Bar Lounge Bondsbay / MONARCH BAR」は、昼は自然光が降り注ぐラウンジとして、夜は生演奏が響くバーとして、非日常の時間を演出する。キャプテンを務める林紗雪さんは、季節感を取り入れたオリジナルカクテルやホテルならではのきめ細やかなサービスで、ゲストを迎えている。

林さんがバーテンダーを志したのは、入社後にバーラウンジへ配属されたことがきっかけだった。「先輩がお客様とカウンター越しに会話を交わしながらカクテルをつくる姿を見て、『一番お客様との距離が近い仕事だ』と感じました」と振り返る。その後は総勢約120人のバーテンダーを抱える社内のカクテルコンペティションで優勝を果たすなど力を磨き、現在も積極的にコンクールへ挑戦をしている。

「社内コンペティションで優勝した『淡雪(あわゆき)』というカクテルにも『タンカレー ナンバーテン』を使いました。私の出身である新潟県の日本酒『八海山』のスパークリングやミントリキュールと合わせることで、ナンバーテンの華やかさと爽やかさを引き出しました。おかげさまで、お客様にリクエストを頂くことも多く、ジンカクテルといえば、タンカレー ナンバーテンを中心にカクテルをつくっています」

今回、林さんが『タンカレー ナンバーテン』の魅力を最大限に引き出すために考案したのは、1920~1933年の米国の禁酒法下で誕生したジンとハチミツ、レモンジュースなどでつくる「ビーズニーズ」のツイストだ。

「タンカレー ナンバーテンは、ボタニカルにオレンジやライム、グレープフルーツなどの生の柑橘やカモミールの花を贅沢に使うことが特徴です。フレッシュシトラスの爽やかさだけでなく、まるみがあってなめらか。他のジンにはない華やかさと爽やかさがあります。その繊細な個性と調和する素材を探していくなかで、たどり着いたのがカモミールティーでした。とくに女性にリラックスしていただけるようなカクテルにしたくて、ルイボスティをはじめ、ノンカフェインのお茶で試行錯誤しました」

さらに着目したのが、カモミールが持つハチミツやリンゴを思わせるやさしい香りだ。カモミールとリンゴの風味を合わせるべく、カモミールティーを、お湯ではなくリンゴジュースで煮出す、自家製「アップルカモミールティーエイド」を考案。しかも20分もかけて茶葉を煮出す。

「リンゴジュースで茶葉を煮出す時間をいろいろ試しましたが、時間が短いとカモミールティーの存在が感じられないのです。20分がもっともカモミールの風味を引き出せる時間でした。リンゴのやさしい甘みを重ねることで、カモミールの柔らかさがより自然に広がります。ビーズニーズのハチミツとレモンに花の香りと果実の甘みが加わることで、タンカレー ナンバーテンのアロマと味わいをやさしく包み込むような味わいへと昇華させました」

「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」の「Bar Lounge Bondsbay / MONARCH BAR」にてキャプテンを務める林紗雪さん。「タンカレー ナンバーテンは、フレッシュシトラスの爽やかさだけでなく、まるみがあってなめらか。他のジンにはない華やかさと爽やかさがあります」。

長めのシェイクで一体感を生み、やさしい余韻につなげる 

林さんがこのカクテル「Tea’s Leaves」をつくる工程で大切にしているのが、シェイクの時間だ。ビーズニーズらしいハチミツのまろやかさを引き出すため、通常よりもしっかりとシェイクし、十分に冷やして提供する。

「しっかり冷やすことで、ハチミツの風味がより引き立ち、全体の一体感も増します。タンカレー ナンバーテンの華やかさと爽やかさを生かしながら、カモミールの穏やかな香りに包まれる、1日の終わりに心と体をやさしく癒やすカクテルを目指しました。女性の方や、普段あまりカクテルを飲まれない方にも気軽に楽しんでいただけたらうれしいです」

花の香り、果実の甘み、そして『タンカレー ナンバーテン』が持つ華やかなアロマ。それぞれを丁寧に重ね合わせて現代的に再解釈した1杯は、やさしく心ほどいてくれる。

林さん考案、ビーズニーズをツイストした「Tea’s Leaves」。可憐で繊細な味わい。シェイクを長くしてしっかり冷やしながら、ハチミツの風味をカモミールティーやリンゴといった複素材と一体化させる。

Tea’s Leaves(ティーズ リーヴス)
〈材料〉
・タンカレー ナンバーテン …30ml
・自家製アップルカモミールティーエイド(※1)…15ml
・ハニーウォーター(※2) …10ml
・フレッシュレモンジュース …5ml
・ガーニッシュ:エディブルフラワー
(※1)リンゴジュース200mlを温め、カモミールの茶葉20gを加えて20分煮詰めながら抽出する。
(※2)ハチミツと湯を1:1で合わせる。
〈つくり方〉
シェイカーにすべての材料と氷を加え、シェイクする。ダブルストレインでグラスに注ぎ、エディブルフラワーを飾る。

林さんによる『Tea’s Leaves(ティーズ リーヴス)』のメイキング動画はこちらからご覧いただけます。

林紗雪(はやしさゆき)
1999年生まれ、兵庫県出身。2022年に大学を卒業し、会員制リゾートホテル事業を展開する総合企業、リゾートトラスト株式会社へ入社。「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」のラウンジバー「Bar Lounge Bondsbay / MONARCH BAR」へ配属。接客の距離感に興味を持ちバーテンダーをめざし、一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会認定バーテンダーになる。現在は同部署にてキャプテンを務める。約120人のバーテンダーを有する(2026年7月時点)同社の社内コンクール、2023年「第27回リゾートトラストオリジナルカクテルコンクール」ノンアルコール部門 優勝、2025年「第29回リゾートトラストカクテルコンクール」アルコール部門 優勝。外部のカクテルコンペティションにも挑戦予定。

芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート
住所:兵庫県芦屋市海洋町14-1 
Tel:0797-25-2222
HP:https://www.rtg.jp/hotels/bcc/ashiya/

特集『タンカレー ナンバーテン』とお茶でつくるジンカクテル「TANQUERAY TASTEMAKERS with WORLD CLASS」

インタビュー・文 沼 由美子
ライター、編集者。醸造酒、蒸留酒を共に愛しており、バー巡りがライフワーク。著書に『オンナひとり、ときどきふたり飲み』(交通新聞社)。取材・執筆に『EST! カクテルブック』『読本 本格焼酎。』『江戸呑み 江戸の“つまみ”と晩酌のお楽しみ』、編集に『神林先生の浅草案内(未完)』(ともにプレジデント社)などがある。

関連記事はこちら

PAGE TOP