BAR TIMES

2019.02.20 Wed

Brooklyn Maison Premiere「メゾンプレミア」美しい時間をここで。

週刊ホテルレストラン【酒のSP】


バーランキングの常連は、酒や料理ではなく時間を提供する


ニューヨークで著名人やセレブがお忍びで訪れる話題の店「メゾンプレミア」。2018 年10 月末、パークハイアット東京でニューヨークにあるレストラン「コントラ」との共同で開催されたイベントに伴い来日していたバーテンダーのエリオット・ウィリアム氏とメゾンプレミアのオーナーであるジョシュア・ボワシー氏、クリストフ・ジッカ氏に話を聞いた。

ブルックリンのウィリアムズバーグ地区に店を構えるこの店は、オリジナリティーが際立つミクソロジーバーの一つとして知られ、洗練されたクラシックカクテルと、独自のコンビネーションにセンスが光るシグネチャーカクテル、そして数十種類の牡蠣(かき)が好評。

NY Times やThe New Yorker など数々のメディアに取り上げられ、2016 年に「ジェームズビアード」、タイムアウト ニューヨークによる「バー オブ ザ イヤー 2016」を受賞、さらに2 年連続で「ワールド50ベストバー」にも輝き、今や最も予約が取りにくい店と言われている。

品質の高い食事とアルコールを日中から楽しめるだけでなく、高いホスピタリティーを提供している。世界屈指のバーテンダーが丁寧にクラシックカクテルを作る。

店内は音楽、ライト、家具、スタッフのユニフォームまで、見えるものすべてにこだわり、強いストーリー性をもたせている。

1930 年代の貴族の隠れ家といったイメージで、客層も非常によい。良い意味でアメリカ的ではない雰囲気と言える。

彼らは皆同じ理髪店にいき、同じメーカーのスーツを身にまとう、そして同じ価値観の共有を徹底しているため、彼ら独自の雰囲気や空気感、一体感が生まれるという。

提供しているのはただの料理と酒ではなく、メゾンプレミアで過ごす美しい時間、それはお客さま一人一人のライフスタイルであり、人生を充実させることを提案、提供しているという。


左からエリオット・ウィリアム氏とジョシュア・ボワシー氏、クリストフ・ジッカ氏

Maison Premiere



ゲストの人生が高まる場所


企業文化とは簡単には根付かないが、一貫した信念とも言えるものを彼らからは感じる。

「ニューヨークでも一番と言われるようになったが、今後より成長する必要がある」と語る彼らは、日本に出店したいという思いがあると語ってくれた。

世界レベルのホスピタリティー、飲食店、ファッションなどを含めてハイセンスと言える日本で勝負することが、彼らのさらなる進化につながるのだろう。
ゆくゆくはホテルを展開することも構想しているという。

ほかにはない強烈な個性、ストーリーを持っている彼らが、コンセプト型ホテルをやってみたいということはホテル業界にとって楽しみだとも言えるが、メゾンプレミアというブランドコンセプトを体現化できるスタッフの教育も今後の課題になってくるだろう。

お客さまの人生のレベルを高めるような場所になっているからこそ、お客さまは増え、世界に名を残す名店となるのだろう。

彼らはオイスターや、カクテルを売っているのではなく、ライフスタイルを売っている。

雰囲気、そこで過ごす空気感、働きがいや、プライドのすべてが、ニューヨークナンバーワンと言われる彼らの実力を証明している。

Maison Premiere
アメリカ/ ニューヨーク/ ブルックリン 298 Bedford Ave, Brooklyn, NY 11211
+1 347-335-0446  URL = https://maisonpremiere.com
16:00-2:00(木・金は~ 4:00)土曜11:00-4:00 日曜11:00-24:00


週刊ホテルレストラン【酒のSP】特集ページ


週刊ホテルレストラン2019年02月01日号より転載

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