
2026.06.25 Thu
『タンカレー ナンバーテン』とお茶でつくるジンカクテル「TANQUERAY TASTEMAKERS with WORLD CLASS」東京の熱帯夜も涼やかに。抹茶とハチミツで「サウスサイド」を再構築
五十嵐愛さん(Flying Bumblebee)[PR]ディアジオ ジャパン株式会社
スーパープレミアムジン『タンカレー ナンバーテン』を核に「お茶」を合わせ、「いまのジンカクテル」を表現するプロジェクト「TANQUERAY TASTEMAKERS with WORLD CLASS」。
日本のトップバーテンダー8名が、お茶の味わい、技術、発想を重ね合わせ、ジンカクテルを考案。クラシックカクテルのツイストや世界の潮流を起点に、新しい表現に挑む。本企画では、背景にあるに意図やプロセスに光を当て、現代のジンカクテルの可能性をひも解いていく。
3人目は、五十嵐愛さん。クラシックカクテル「サウスサイド」をベースに、抹茶とミント、渋谷産のハチミツを組み合わせた「TOKYO SIDE(トウキョウサイド)」を考案。日本らしさを織り込み、猛暑でも涼やかさを感じられる味わいとビジュアルに仕立てた。

五十嵐愛さんがオーナーバーテンダーを務める「Flying Bumblebee(フライングバンブルビー)」は、代官山駅から徒歩数分という立地ながら、地階の隠れ家的なバーである。店内はカウンターにバックバーといった構成ではなく、アイランド型カウンターを採用。バーテンダーとゲストの距離が近い空間設計だ。アブサンをはじめとする薬草系スピリッツやリキュールが充実し、クラシックカクテルとオリジナルカクテルがバランスよく提供されている。
『タンカレー ナンバーテン』とお茶のジンカクテル、というテーマに対し、五十嵐さんが考案したのは「TOKYO SIDE(トウキョウサイド)」というカクテル。ベースになったのは、ジンにミント、ライムジュース、シロップを合わせるクラシックカクテル「サウスサイド」だ。禁酒法時代の粗悪なジンの風味を、ミントや柑橘で整えたことから広まったともいわれ、爽快なミントの香りが特徴である。
「近年の東京は、蒸し暑い期間が本当に長くなりました。私のバーでも夏は爽快感のあるミントのカクテルはとても人気で、まずはモヒート、そして海外のお客様からサウスサイドもオーダーされることが多くなりました。日本では知名度は高くないですが、“ジン版モヒートのショートスタイル”といった感じで、飲むとファンになる方が多いカクテルです」
サウスサイドをベースに選んだのは、爽快感だけではない。五十嵐さんは、サウスサイドに日本的な奥ゆかしさを感じているという。
「ミントをシェーカーに入れて香りだけを移し、葉は濾してしまいます。香りと風味はするけれど姿は見えないという奥ゆかしい表現が、日本的だなと思っていました。今回は日本のお茶のイメージの代表格ともいえる抹茶を使おうと考えていて、いい組み合わせになると感じました。ミントと抹茶はとても相性がよく、湿度も温度も高い東京の夏にぴったりだと思って考案しました」
使用するのは、茶文化が盛んな島根県松江のお茶屋「千茶荘」の抹茶。茶葉を石臼で挽いたもので、豊かな香りと鮮やかな発色が特徴だ。バーでも定番の抹茶ハイボールに使用しているなじみの素材である。鮮やかな緑色は、お茶を使っていることが視覚的にも分かりやすく、適度な苦味のバランスもよい。
甘味には、渋谷で採蜜されたハチミツを使う。
「渋谷でハチミツが採れること自体驚かれますし、百花蜜なので季節によって味わいが変わるのも面白いですね」
レシピ自体は「サウスサイド」に忠実で、そこへ抹茶とハニーシロップを加えることで、東京という街を感じさせる個性を与えた。
「サウスサイドはタンカレー ナンバーテンの爽快感や涼やかさを表現できるカクテル。日本では知名度は低いですが、注文が入ると気合が入るカクテルの一つです」と語る五十嵐愛さん。
五十嵐さんは、『タンカレー ナンバーテン』を「基本を押さえたベーシックなジンのなかで、もっとも華やかなジン」と表現する。自身のバーでは、ジンカクテルの代表格・マティーニのベースにも『タンカレー ナンバーテン』を使用している。
「バーテンダーとは、ジンがなくては生きていけない人種かもしれません(笑)。修業時代、ジントニックを最初に勉強したり、マティーニやギムレットといった王道のカクテルを特訓したりと、バーテンダー人生のいろんなシーンの中に必ずジンがあります。その中でもタンカレー ナンバーテンは、グレープフルーツや白い花を思わせる華やかさがあります。多くのクラフトジンが台頭する状況において、伝統的なジンでありながら現代的な感覚にも合う味わいです」
「TOKYO SIDE」は、クラシックな「サウスサイド」の骨格をそのまま生かしたレシピで、1杯にジンが45mlとしっかり入るためジンの個性がダイレクトに表れる。
「ベースのジンを変えるだけで、味わいは大きく変わります。タンカレー ナンバーテンを使うと、ぐっと洗練された印象になります。必然的に洗練された味わいになるんですね。華やかで軽やかな柑橘の香りがミントともよく合うのです」
色合いは淡い緑色。グラスにはミントの葉を閉じ込めた氷を浮かべる。「サウスサイド」では通常、ミントを濾すために姿は見えないが、こうすることで視覚的にもミントの存在を感じさせることができる。大きな氷の周囲に広がる抹茶の淡い緑と透明感は、『タンカレー ナンバーテン』のボトルカラーとも響き合う。爽快感と洗練された柔らかさを存分に堪能したい。
五十嵐さん考案の「TOKYO SIDE」。『タンカレー ナンバーテン』、抹茶、ミントが三位一体となり、洗練された爽快感と飲みごたえを生む。淡いグリーンの色味も飲み心をそそる。
- TOKYO SIDE(トウキョウ サイド)
- 〈材料〉
- ・タンカレー ナンバーテン …45ml
・レモンハニーシロップ(※1)…25ml
・抹茶 …1tsp弱
・ミントの葉 …3本分
・ミントの葉を閉じ込めた氷 …1個
(※1)ハチミツと水を1:1で割ったものに、レモンジュース15mlを合わせる。 - 〈つくり方〉
- ①ミキシングティンにタンカレー ナンバーテンを注ぎ、レモンハニーシロップ、抹茶、ミントの葉、氷(分量外)を入れ、シェークする。
②グラスに、ミントの葉を閉じ込めた氷を入れ、①をダブルストレインで注ぐ。
五十嵐さんによる『TOKYO SIDE(トウキョウ サイド)』のメイキング動画はこちらからご覧いただけます。
五十嵐 愛(いがらし あい)
北海道札幌市出身。幼い頃からパティシエを目指し、製菓専門学校卒業後に上京。パティスリーで勤務する中、先輩に連れられたバーで働くバーテンダーに衝撃を受け、21歳の時、未経験から渋谷のバーで修業を始める。アブサン好きが高じて恵比寿「BAR TRAM」へ入社。その後、姉妹店の恵比寿「Bar TRENCH」のバーマネージャーを務める。2015年、「ビーフィーター グローバル バーテンダーコンペティション」で日本一になり、世界大会のためロンドンへ。シンガポールのバーからオファーを受け渡星し、2年間勤務する。2020年、独立して「Flying Bumblebee(フライング バンブルビー)」をオープン。アブサンをメインに30種類ほどの薬草酒を揃え、製菓や海外経験を活かしたカクテルを提供している。不定期で開催しているジャズライブが好評。
Flying Bumblebee
住所:東京都渋谷区代官山町13-7 ベルビー代官山 B1F
Tel:03-6455-1185
HP:https://flyingbumblebee.tokyo/
IG:https://www.instagram.com/flying_bumblebee0807/
特集『タンカレー ナンバーテン』とお茶でつくるジンカクテル「TANQUERAY TASTEMAKERS with WORLD CLASS」
インタビュー・文 沼 由美子
ライター、編集者。醸造酒、蒸留酒を共に愛しており、バー巡りがライフワーク。著書に『オンナひとり、ときどきふたり飲み』(交通新聞社)。取材・執筆に『EST! カクテルブック』『読本 本格焼酎。』『江戸呑み 江戸の“つまみ”と晩酌のお楽しみ』、編集に『神林先生の浅草案内(未完)』(ともにプレジデント社)などがある。
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