アレックス・トーマス 氏新しいマスターブレンダー

 
ブッシュミルズ蒸留所からわずか15分のところにあるバルモニーで生まれたアレックス氏は、2004年にブッシュミルズチームに加わって以来17年にわたって技術を磨き、2017年には、ザ・セクストン・シングルモルトのマスターブレンダーを務め、ついに2021年11月、ブッシュミルズ蒸留所で長いキャリアで活躍したヘレン・マルホランド氏の後を受け継ぎました。

新しい役割について、アレックス・トーマス氏は次のように述べています。「ブッシュミルズ・アイリッシュ・ウイスキーのマスターブレンダーに任命されたことは光栄なことです。ブッシュミルズ蒸留所はとても特別な場所であり、ブッシュミルズを象徴する味わいと品質を維持しながら、新しいウイスキーの開発や様々な樽やフレーバーの実験に情熱を注ぐことができとても嬉しく思っています。ブッシュミルズに注ぎ込まれるクラフトマンシップと情熱は、私の想像力をかきたてるものです。ウイスキーファンの皆さんは、ブッシュミルズが400年にわたり培ってきた品質と味をご存知だと思いますので、その高い水準を維持し続けることも私の仕事です。ブッシュミルズにとって今は本当にエキサイティングな時期で、ここ蒸溜所と業界全体の両方にどんな未来がやってくるのか楽しみです。素晴らしい歴史と遺産の一部となることを大変光栄に思いますし、先人たちから受け継いだ知恵と経験を生かすことを楽しみにしています。」

ブッシュミルズ・マスターディスティラーのコルム・イーガンは、次のように述べています。「オールド・ブッシュミルズ蒸溜所のマスターブレンダーにアレックス・トーマスを任命したことを発表できることを嬉しく思います。アレックスは長年にわたり、ブレンディングの技術において卓越した技能を発揮し、その情熱と卓越性の追求により、まさにアイリッシュウイスキー界の新星の一人となりました。アレックスの新たな役割に期待するとともに、ブッシュミルズ・アイリッシュ・ウイスキーの未来に期待しています。アレックスは、素晴らしいマスターブレンダーになるための知識、専門性、献身性を持っているので、素晴らしい仕事をすることでしょう。」