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2015.11.24 Tue

2016 年 5 月中旬を目途に、スモールバッチ(少量生産)ジンの生産開始を予定 新しいジンの蒸溜所が京都に誕生

株式会社 ドリンクス・メディア・ジャパン

株式会社ナンバーワン・ドリンクス・ジャパンは 2016 年 5 月中旬を目途に、スモールバッチ(少量生産)ジンの生産開始を予定しています。
生産の拠点となるのは、京都市南西に位置する京都蒸溜所です(www.kyotodistillery.jp)。

ジュニパーベリー等の主要なボタニカルを輸入するとともに、日本国内より調達した原料ももちろん使用します。すでに、これらの原材料を取り扱う京都市中央卸売市場や茶葉のブレンダーの方々のお力添えを得て、開発を進めております。仕込水には、名水百選の一つであり日本酒の仕込みにも使用される伏水を使用します。

銅製の蒸溜器(スチル)は現在、業界を代表するドイツの Carl 社が製造中で、来年 1 月末を目途に設置が完了する予定です。

蒸溜所所長として、イギリスよりアレックス・デービス氏を招聘します。高名なエジンバラのヘリオット・ワット大学(醸造・蒸溜学科)を卒業した後、すでに新進のジン蒸溜所 2 社で勤務経験があり、新しいレシピづくりの経験を豊富に持っている人物です。また、デービス氏を支えるディスティラーとして、スコットランドでの蒸溜経験もあり酒類業界で 20 年を超える経験を持つ元木陽一氏が着任します。

株式会社ナンバーワン・ドリンクス・ジャパンの取締役、角田紀子氏は次のように述べています。
「海外ではここ数年、クラフトジンをつくるという新しい波が押し寄せてきています。挑戦し甲斐のある領域だと判断しました。今消費者が求めているのは、単に「ジントニック」を注文するというよりも、斬新なボタニカルに裏打ちされた様々のフレーバーを味わうことへと遷移してきています。日本の著名なウイスキー蒸溜所の皆様と協働してきた経験により、高品質な日本の製品こそが全世界から求められていると強く思うのです」

同代表取締役のデービッド・クロール氏はつけ加える。
「30 年前に初めて京都を訪れて以来、すっかりその魅力に取りつかれてしまいました。ジンをつくろうというアイデアが生まれたとき、私には京都という選択肢しかなかったのです。京都が誇る伝統と匠の技、繊細さ、洗練された趣向、先進的かつ革新的な感覚。そのすべてが、我々がジンに求めるクオリティです」

京都蒸溜所製品の国内流通は、株式会社ウィスク・イーが行います。(www.whisk-e.co.jp)。2016 年夏からの販売を 予定しています。

<概要>
株式会社ナンバーワン・ドリンクス・ジャパンは 2014 年 12 月に京都で設立されました。
京都市の南西、吉祥院に位置する京都蒸溜所において現在、生産に向けた準備を進めております。
蒸溜所の建設工事を2016 年 2 月下旬に終了し、その後、製造免許が下り次第生産を開始する予定です。

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