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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2020.01.18 Sat

「成田 一徹 to the BAR 」in BAR TIMES 第11回
ロックフィッシュ〈東京〉

Office Ittetsu & BAR TIMES

バーを愛した切り絵作家の故・成田一徹さんの著作権を管理されている「Office Ittetsu」と荒川英二氏(バーUK)のご協力のもと、成田さんが遺された作品の一部を「成田 一徹 to the BAR 」 in BAR TIMES としてご紹介させていただけることになりました。成田さんが切り描いたバーという世界の魅力に触れてください。


第11回 ロックフィッシュ〈東京〉2011年

店主の間口一就さんは、大阪のバーで修行し上京。2003年、今はなき名バー「クール」と同じビルの2Fに店を構えた。(※)修行したバーで学んだ氷なしスタイルのハイボールを、初めて東京の客にぶつけ、苦節ウン年、今ではしっかりと首都圏に熱烈なファンをつかんだ。1日に売れるハイボールは200杯以上。昼間の開店とほぼ同時に客が押し寄せるほどの人気である。一徹は、銀座でのバー巡りの拠点としてしばしば利用した。
(神戸新聞総合出版センター「NARITA ITTETSU to the BAR」より転載)
(※)現在は東京都中央区銀座7丁目3−13 ニューギンザビル7階に移転


宵闇が迫ると、ハイボール目当ての客で立ち飲みカウンターは満たされる。
淡々と、黙々と作り供する間口さん。貫かれるハイボールへの愛。揺るがぬ表情。
しかし、カウンターの中から覗くとお茶目な客のちょっかいに、たまにこんないい表情も見せる。
(クリエテ関西「カウンターの中から」より抜粋)



月刊「清流」より@上田佑勢

成田 一徹 (なりた いってつ)


1949年神戸生まれ。サラリーマン生活のかたわら切り絵に目覚め、88年に上京。切り絵作家として独立した。BARの空間をモチーフにしたモノクロームの切り絵をライフワークとしつつ、新聞、雑誌、書籍を中心に、街の風景や市井に暮らす人々、職人の仕事や生き様など多彩なテーマで作品を発表した。エッセイストとしても、軽妙で味わい深い文書にファンも多く、各地で個展、グループ展を多数開催した。講談社フェーマススクールズ・インストラクターも長くつとめた。2012年10月、脳出血で急逝。

著書に『to the Bar 日本のBAR 74選』 (朝日新聞社)『カウンターの中から』(クリエテ関西)『東京シルエット』(創森社)『The Cigger Story-葉巻をめぐる偉人伝-』 (集英社)『成田一徹の切り絵入門』 (誠文堂新光社)『あの店に会いに行く』(中央公論社)『神戸の残り香』 『新・神戸の残り香』(神戸新聞総合出版センター)『NARITA ITTETSU to the BAR』(神戸新聞総合出版センター)など多数。

BAR TIMES STORE では成田一徹さんの書籍を販売しています
一部を除きほとんどは絶版となっておりますので売り切れ次第販売を終了いたします。

◎カウンターの中から(2,500円)
◎to the BAR(1,800円)
◎to the BAR-文庫版(540円)
◎神戸の残り香(1,800円)
◎新・神戸の残り香(1,700円)
◎東京シルエット(1,600円)
◎あの店に会いに行く(1,500円)
◎切り絵12か月1000カット(1,553円)
◎the cigar story(2,300円)
◎日本のバーをゆく(1,300円)
◎切り絵工房 春/夏(1500円)
◎切り絵工房 秋/冬(1,456円)
◎切り絵工房 街を切る(1,456円)
◎切り絵教室(1,748円)

BAR TIMES STORE
https://www.bar-times.com/ginza/


◎Office Ittetsu オフィシャル Facebook はこちら
◎バーUK さんのホームページ内のこちらから、成田一徹さんの小作品原画や複製画の一部を購入することが出来ます。
◎「成田 一徹 to the BAR 」in BAR TIMES 他の作品はこちらから



切り絵作家 成田一徹さんの作品がバーカウンターに蘇る「成田一徹 バーマット」詳しくはこちら


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