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2018.10.26 Fri

「バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション」発売記念サンディー・ヒスロップ氏
特別セミナー

2018年10月11日 札幌プリンスホテル

2018年10月9日に発売となった「バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション」は、バランタイン 5代目マスターブレンダーのサンディー・ヒスロップ氏が、受け継がれてきた伝統に創造的な想いを加え、日本市場のために誕生させた逸品です。今回の特別セミナーでは、蒸溜所をほとんど離れることのないサンディー・ヒスロップ氏が来日、「バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション」に込めた思いや、その魅力を熱く語りました。


歴代の名ブレンダーにより受け継がれてきた
バランタインスタイル


バランタインの長い歴史の中でマスターブレンダーはわずかに5人。歴代の名ブレンダーにより受け継がれてきた華やかな香りとまろやかな味わいを守る誇りと重責。セミナーの前半では、5代目マスターブレンダーとして今日のバランタインの味わいを守っているサンディー・ヒスロップ氏が、継承してきた技術、原酒の特長、徹底した品質管理など、ウイスキーづくりのこだわりを惜しみなく披露しました。



札幌プリンスホテルには約200人のバーテンダー、飲食業界関係者が集まりました。


 
キーモルトをテイスティング


テイステイングは、バランタイン17年のキーモルトである、スキャパ、ミルトンダフ、グレンバーギー、グレントファーズ。さらに、通常のバランタイン17年、バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディションの計6種を用意。サンディー・ヒスロップ氏がグラスを傾けながら、一つひとつの特徴を解説しました。

最初に「スキャパ」をテイスティング。ローモンドスチルによる軽やか花の香り、そしてサンディー・ヒスロップ氏がパイナップル、洋梨と表現した甘やかな果実の香りが広がります。次はとてもパワフルな力強さが伝わる「ミルトンダフ」。ほのかにシナモンの味わいを感じさせ、口あたりはとてもスムース。長く温かな余韻も特長です。3番目は「グレンバーギー」。濃厚なフルーティー感と甘さ、芳醇な口当たり、サンディー・ヒスロップ氏がバランタインの心臓と評するキーモルト。最後は「グレントファーズ」。ベリーやナッツ、樽由来のテイストと繊細で滑らかな後味を感じさせます。バランタイン17年を構成する4つのキーモルトの特長を一つひとつ確かめた後で、さらに香味を比較してそれぞれの役割を解説しました。スキャパがパッと広がる軽やかな第一印象をつくり、ミルトンダフとグレンバーキーがバランタイン17年の基礎というべき味わいの骨格をつくる。さらに、グレントファーズが穏やかで繊細なフィニッシュを演出します。この幾重にも重なる味わいが、スコッチの王道、バランタイン17年をつくりあげているのです。



特別なバランタイン17年を堪能


バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディションは、冷却ろ過しない“ノンチルフィルタード製法”を採用、アルコール度数を48%にし、原酒由来の豊かな味わいを実現しています。バランタイン17年のスモーキーさをあえて抑えることで本来 感じずらい、熟した桃やオレンジのようなフルーティな香り、ハチミツやホワイトチョコレートのような味わい、長く続く余韻が特長です。セミナーに参加された皆様もなめらかでリッチな味わいとバランタイン17年の奥深さを堪能しました。

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