レミーマルタン インターナショナル・ブランド・アンバサダー ローラニー・ノノット氏が来日香りの食材 アロマテーブルで体験する
レミーマルタンXO華麗なるテイスティング

「レミーマルタンXOは400種以上もの異なるオー・ド・ヴィーをブレンドしています。それゆえ香りはとても複雑です。その複雑な香りの世界を実際に触れることができ、味わうことができるのがこのアロマテーブルなのです」。
目の前には、花やフルーツ、ナッツ、チョコレートなどが溢れんばかりに盛られた華やかなテーブルがあり、レミーマルタンXOを味わいながらひとつずつ口にしていき、香りを確かめるという趣旨だ。ただやみくもに味わうのではなく、順番があるのだとノノット氏は言う。

アロマテーブルは触れることができる、味わうことができる香りの世界。これならコニャックの深い知識がなくても十分おいしさを伝えられる。

「多くの人々にとって“コニャックは特別なもの”というイメージが強く、実際に価格も安価とは言えません。でもどうしても手が届かないかと問われれば、そんなことはないはずです。その“特別なもの”という古くさいイメージを払拭したい、高級酒という王座から引き摺り下ろし（笑）、もっと身近な存在にしたいと考えているのです」。

そのためにはカクテルとして提供するのも大事だとノノット氏は言う。例えば、親しい友人が集まるパーティーであれば、トニックウォーターやジンジャーエールと合わせただけの簡単なカクテルでも十分にそのおいしさを楽しめるのだとか。また、BARであればレミーマルタンXOをベースにしたオールドファッションドもおすすめだとも。

「オールドファッションドは元々コニャックがベースのカクテルなのです。コニャックが手に入らず、アメリカでライウイスキーやバーボンウイスキー等を使うようになったと言われています。代用品が主役になって、いつしかコニャックと入れ替わってしまったんですね。今、日本ではオールドファッションドの人気が高まっていると聞きます。バーテンダーの皆様には、ぜひレミーマルタンXOでオールドファッションドを提供いただきたいと思います。そこには、先ほどご紹介したアロマテーブルのように香りを体験するおつまみとしてチーズやドライフルーツ、ナッツ、チョコレートを添えていただき、コニャックの美味しさをもっと多くの方に広めていただきたいと願っています」。

1981年、セラーマスター、アンドレ・ジローはフィーヌ・シャンパーニュ・コニャックの卓越性を表現するXOのブレンドに着手しました。レミーマルタンXOは、グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュのコニャック用の最高品質の葡萄畑で採れた葡萄のみを使用したオー・ド・ヴィーからつくられています。そのオー・ド・ヴィーは、素晴らしい熟成の可能性を秘めた、フィーヌ・シャンパーニュ・コニャックとして知られています。レミーマルタンXOは、2010年スピリッツ・ビジネス・コニャック・マスターズ（英国）で金メダルを獲得し、2014年にサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで金メダルを受賞しました。

ノーズ
夏の終わりの果実の多様な香りと、ジャスミンのような白い花の豊かなフローラルノートの組み合わせ。
テイスト
フィーヌ・シャンパーニュの豊かな味わいを完璧な表現している。瑞々しいプラムと砂糖漬けのオレンジの熟成した風味にヘーゼルナッツとシナモンのほのかな香り。
ボティ
ベルベットのようななめらかさ、リッチで長い余韻。