
2016.06.10 Fri
オーガニック原料のみで手作りした
"究極のシカゴ・クラフトウイスキー"KOVAL
第三回 バーでこそ飲みたいウイスキーBAR TIMES 編集部
こよなくバーを愛するバーファンのみなさまに、バータイムズ編集部がとっておきのウイスキーをご紹介する編集企画『バーでこそ飲みたいウイスキー』。ウイスキーは香りや味わいだけでなく、蒸溜所の風土や歴史、樽や仕込み水へのこだわり、スチルや蒸溜方法の個性、バッティングの技術など、様々なストーリーを知ることでより深く愉しむことができます。ぜひバーでこそ、そんなウイスキーの味わい深い世界をお愉しみください。

『KOVAL』シリーズをご紹介します。
アメリカ全体の数パーセントにも満たなかったシカゴのクラフトウイスキー産業。
そんな中、禁酒法時代以降のシカゴで初めて誕生したクラフトウイスキー蒸留所がありました。それがKOVALです。
「絶え間ない情熱こそ、優れた技術を生みだす。」
創設者ロバートは、蒸留酒製造を志す人たちに講演や実技を行うなど精力的に活動し、2,000人以上にも及ぶ人たちを支援しました。
その甲斐あって近年はシカゴで次々と新しい蒸留所が創設され、2014年にはなんと500社以上に。現在では、ロバートから蒸留における知識を学んだ人たちが優れたウイスキーを生みだし、様々な賞を受賞しています。彼が創設したKOVALも数々の最優秀賞を受賞し、妻ソナットと共にKOVAL Distilleryの名を知らしめました。
第三回である今回は、ウイスキーへの情熱あふれる”究極のシカゴ・クラフトウイスキー”『KOVAL』をご紹介します。



そんなハイブリッドスチルですが、操作には高度な管理技術を要しており、現在、この蒸留器を専門に扱える職人はロバートを除き3人だけ。
全長約7mの蒸留器は一度に5,000リットルの蒸留が可能で、全てのスピリッツを蒸留できるように造られています。


それぞれの原材料ごとに適した製造方法を行なっているのは業界でも非常に珍しく、特にキビ(Millet)などの原料を使った世界初の『Millet Whisky』はKOVALを象徴するウイスキーです。
1. Grains
原料は、全て有機栽培で作られたオーガニックのみを使用しています。
2. Hybrid Still
ロバートが独自設計したハイブリッドスチルにより、フレーバー豊かなスピリッツが出来上がります。
3. Bottling
KOVALのウイスキーは一切ブレンドをせず、熟成した一樽のみから職人が一つ一つ丁寧にボトリングしています。

契約農家で全て有機栽培されたオーガニック原料であること。そして、製造工程において使用する酵母や酵素もオーガニック認定のものを採用すること。
そんなこだわりが認められ、KOVALは究極のオーガニックウイスキーとして確固たる地位を築きました。


ミネソタ産のアメリカンオークの新樽を採用、ヘビーチャードバレルにて熟成。100%オーガニックコーンを使用し、残りの配合をミレーとした独自のバーボンは、チャードバレルの良さも最大限に活かした穏やかな甘さと柔らかいバニラ、微かなキャラメルが心地よく口の中を満たしていきます。

KOVAL独自のMilletウイスキーは豊かで深い味わい、どこまでもまろやかで飲みやすく、しつこくありません。契約農家から直接買い付けた原材料の中で、味が最も高級で安定しているハートカットと呼ばれる部分のみを使用しています。バランスに優れ、心地よく、長い時間お楽しみいただけます。
本拠地シカゴ、The Wall Street Journal誌にて大絶賛された事のあるKOVALのRyeウイスキーはシカゴにて確かな人気を誇っています。こだわりのライ麦100%から作られたその味は、きりっとしてドライ。口に含んだ瞬間、その豊かなスパイシーさが弾けます。
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