
NEW2025.10.30 Thu
国境を越え、カクテルでつながる3日間長尾和明さんが挑んだ「SIP Cocktail Festival Shanghai」3日間の記録
長尾 和明さん(BAR TIMES STORE 公式アンバサダー/Bar LIBRE 池袋)2025年10月、上海で開催された国際カクテルイベント「SIP Cocktail Festival Shanghai」に、BAR TIMES公式グローバルアンバサダーの長尾 和明さん(Bar LIBRE 池袋)が参加しました。
主催はペルノ・リカール、テーマは 『Share, Inspire, Pioneer』。世界各国からトップバーテンダーと名だたるバーが集い、文化と創造性を交換する3日間のフェスティバルです。
長尾さんは、初日はグローバルバーテンダーによるマスタークラスに参加。テーマは「地域文化や旬の食材をいかにカクテルに落とし込むか」。各国のバーテンダーたちは、それぞれの国の個性が詰まったアイデアで多彩なアプローチを披露しました。
これらの体験を通して、長尾さんは自身の原点である 「日本の美意識」に改めて向き合い、新たなインスピレーションを得たと語ります。
午後にはブースの設営が始まり、準備の遅れや予期せぬトラブルもあったものの、来場者がカウンターに集まり始めると列は瞬く間に長くなり、長尾さんは次々とカクテルを提供。アジア各国の名店と肩を並べる中で、刺激的で、学びの多い緊張感あふれる時間となりました。
3日間で提供されたカクテルはおよそ800杯。初めは一人での挑戦でしたが、現地で知り合った仲間が自然にサポートに加わり、次第にチームのような一体感が生まれました。隣のブース、Sober Companyの佐々木真吾さんや、Alex、Janethら現地バーテンダーの協力もあり、国境を超えた仲間同士の助け合いに、長尾さんは大きな感動を覚えたと話します。
来場者から特に人気を集めたのは、日本らしさと現代的な発想を融合させた2つのカクテル。『ラボラトリーマルガリータ(テキーラ、柚子、珈琲、バジル、蟻)』と『柚子と緑茶のジントニック』
多くの来場者の関心を引き、実際に列が途切れないほどの反響があったといいます。
SIP Cocktail Festival Shanghaiは、カクテルを通じた国際的な交流の場でした。現地の仲間たちとともに作り上げたカウンターの空気感は、まさにイベントのテーマ 『Share, Inspire, Pioneer』を体現していたと長尾さんは語ります。
「この経験を糧に、今後は若い世代のバーテンダーと共に海外へ挑戦し、日本のバー文化とおもてなしの心を、さらに広く世界へ伝えていきたいと思います。 招待いただいたペルノ・リカール上海、ご支援くださったBAR TIMES STORE、そして現地で支えてくれたすべての仲間に、心より感謝申し上げます。」
長尾さん アンバサダープロフィールページはこちら
「SIP」について詳しくはこちら2020年にドイツで誕生した「SIP」が、いよいよ日本でも本格的に始動しました。
ペルノ・リカールが世界各国で展開する「SIP」は、バーテンダーを中心にホスピタリティ業界の人々が“つながり、学び、共に未来を創る”ことを目的としたグローバルコミュニティプラットフォームです。名前の由来である Share(共有)・Inspire(刺激)・Pioneer(先駆)には、「互いの知見を共有し、創造性を刺激し合い、業界の新しい道を切り拓く」という理念が込められています。
これまで欧州を中心に、教育プログラムや国際コンペティション、ゲストシフト、オンラインコンテンツなど多彩な活動を展開してきた「SIP」は、2025年の日本上陸を機に、東京・大阪でのセッションイベントを皮切りに、海外トップバーテンダーとの交流や若手育成を目的としたカクテルコンペティション「SIP Supernova」など、幅広い取り組みを展開していきます。現在、日本初開催となるカクテルコンペティション「SIP Supernova Japan 2026」のエントリーを受付中です。
「SIP Supernova」は、特設ページからエントリーいただけます。
ペルノ・リカールはこの導入を通じて、バーテンダーの成長機会を拡大し、日本のバー文化を世界へ発信していくとともに、次世代リーダーの育成とホスピタリティ業界全体の活性化を目指しています。
なお、「SIP」公式ウェブサイトでは、世界中のバー関連記事や最新イベント情報を日本語で閲覧でき、アカウント登録(無料)により誰でも参加・学習できる仕組みが整備されています。
">















































