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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.03.10 Fri

Woodford Reserve Signature Cocktails臼を挽くようなロングステアで
香りを引き出す重厚なマンハッタン

高橋 直美さん / BAR GASLIGHT EVE

PR:ブラウンフォーマンジャパン

15人の女性バーテンダーに訊く、バーテンダーストーリーとシグネチャーカクテル

2022年 バータイムズは、20人のトップバーテンダーがつくるウッドフォードリザーブのオールドファッションドをご紹介する「Old Fashioned Original Cocktail」を実施。大きな反響をいただきました。第二弾となる2023年は、オールドファッションドに限定せず、それぞれの個性を活かしたシグネチャーカクテルをテーマとした企画「Woodford Reserve Signature Cocktails」を展開いたします。さらに、本企画では、ウッドフォードリザーブがブランドテーマに掲げる〈女性の活躍〉に関連して、15人の女性バーテンダーのストーリーに注目します。カクテルについてだけでなく、バーテンダーという仕事を選んだきっかけ、その魅力や難しさ、これからの目標など、バーテンダーとしてのストーリーもじっくりとお訊きします。


国際的な大会で、日本人女性初の世界一を獲得


日本一、いや世界随一といえるバーの街、東京・銀座に女性バーテンダーのみで成るオーセンティックバーがある。「BAR ガスライト EVE」の店長を務める高橋直美さんは、2012年に開催された第39回全国バーテンダー技能競技大会(一般社団法人 日本バーテンダー協会 主催)で総合優勝を果たし、翌年の I.B.A.ワールドカクテルチャンピオンシップ2013 チェコ・プラハ大会では、プレ・ディナーカクテル部門で優勝。日本人の女性バーテンダーとして初めての快挙を遂げた。
バーテンダーの道に入ったのは、「お酒の知識を付けてみたい」という単純な動機からだった。厳格な両親の手前、「バーテンダーになりたい」と言えず、「ホテルで働きたい」とだけ伝えて、地元・高知のホテルへ入社した。バーの配属を希望してのことである。

「お客さまとの対話や自分がつくったものへの評価など生の声を聞くことができて、やりがいしかありませんでした。あれよあれよという間に仕事にのめり込み、次第に技能競技大会にも興味を抱いていきました」

高知はもとより、四国の先輩バーテンダーたちを訪ねては練習を積み、結果を出していった。そのうちに「日本一になりたい」と強く思うようになる。


「当時、四国には日本一を獲ったバーテンダーがいませんでした。ある日、先輩たちが『俺達にはもうこの先は教えられない』って。会社の事業形態が変わるタイミングもあり、東京に行くことを決意しました」

日本一、そして世界一となる優勝を果たしたのは、「最後の1年と思って大会に懸けよう」と自身に発破をかけて打ち込んだ時期だった。

「1次、2次と勝ち抜いて優勝候補になってくると、血が滲もうが何しようがもうやるしかない。365日24時間、大会に懸けましたね。どんどん気持ちが強くなれたのは、支えてくださった方たちのおかげです」

目の前のお客さまのための一杯を全身全霊でつくるバーテンダーでありたい


「世界大会を終えたら海外で働いてみたい、と漠然と思っていました。でも、いざ終わってみると、本当にやりたいことは、大会のために積み重ねてきたことをさらに磨き上げることだと気づきました。技術しかり、気配りしかり。一人のバーテンダーとしてどこまで対応できるのか、自分を試したくて銀座で挑戦することを考え始めました」

そんな時に声がかかったのが、「BAR ガスライト EVE」の開店だった。
開店から7年経つ今も、高橋さんは日々、充実感で満ちている。

「毎日、何かしらドラマがあるんです。『バーは生き物』なんて言われますが、私だけでなく、スタッフやお客さまとの化学反応が起きて、それが店全体として増幅しているような感じ。開店から積み重ねてきたことが、昨日より今日、今日より明日と、どんどん力になって今に繋がっていると実感しています。私が多くの方に支えられてきたように、今度はチームのメンバーや後輩を支える側に立つこともやりがいに繋がっています。同時に、いちバーテンダーとして、おごらず、初心を忘れず、目の前のお客さまのために全身全霊で一杯をつくるバーテンダーでありたいですね」

高橋 直美さんにとって、ウッドフォードリザーブとは

「アメリカンウイスキーは、ジャパニーズやスコッチなどに比べて、力強く荒々しい男の酒、といったイメージを持っている方が多いように感じます。でも、最近のバーボンウイスキーを味わってみると、まずトウモロコシ由来の穀物の甘さが広がります。柔らかく、キャラメルのような香りも。女性のお客さまや、これからウイスキーを飲み込んでいきたいという方にもお薦めできます。なかでも、ウッドフォードリザーブは非常に上品な雰囲気で、なめらかで口当たりがよく、軽やかでフルーティー。いろんなシチュエーションにも合いますし、ストレートやロック、水割りはもとより、カクテルのベースにも向く万能なキャラクター。穀物由来の甘さがあるので、マンハッタンのような濃厚なカクテルにも向きますし、一方で、ウイスキーサワーのようなしっかり酸味を利かせるカクテルにも合います。実際にお店でもよく使っていますし、私は家でも飲みます。喉が痛かったら生姜やスパイスを入れたり、体調によってジュースを加えてみたり。オフの時間なのに、すごく手が込んだものをつくってしまったりして。指先動かすことが大好きなんです。高知の女の人は、ちゃきちゃきしていて、お酒も気も強いと言われますが、その「はちきん」の気質のまんまですね(笑)。ウッドフォードリザーブは、そんな凝ったアレンジも受け止めてくれます」

高橋 直美さんのウッドフォードリザーブ シグネチャーカクテル

提案するのは、“カクテルの女王”と謳われるのにふさわしい、見た目もエレガントなマンハッタン。高橋さんにとって、ひと際思い入れのあるカクテルだと言う。

「一番練習したカクテルです。私が日本バーテンダー協会の技能競技会に最後に出た時の課題カクテルがマンハッタンでした。ステアリングの技術はその時につかめた気がします。赤いチェリーが入る佇まいも大好きです」

普段から店で提供するマンハッタンも、ウッドフォードリザーブを使っている。

「バーボンベースながら、エレガントで香りが華やかになり、トウモロコシ由来の甘さ、熟成の奥深さが出るからです」

高橋さんが目指すのは、“重厚なマンハッタン”。ビターズにアボットを使うのも、「鼻から抜ける香りがしっかりしていて、輪郭がはっきりしたカクテルになるから」だ。
ウッドフォードリザーブは冷凍で保存しておく。その理由をこう語る。「ロングステアをするからです。ミキシンググラスの中で氷と摩擦させて、ゆっくりゆっくり温度を上げて香りを引き出します。私にとっては“臼を挽く”ような感覚。回すだけでなく、見ている方が飲みたくなるような指先のテクニックも必要です。今回は80回ステアしましたが、氷の締まり具合などによって20回ほど増やしたり減らしたり。氷の状態の見極め、ミキシンググラスの氷の積み方、隙間の加減も考えることも技術のひとつです」

仕上げに振りかけるのは、ウッドフォードリザーブの風味とマッチするオレンジピール。ドレスを着た女性が最後に香水をまとうように、グラスから華やかな香りが広がる。

GASLIGHT EVE Manhattan
〈レシピ〉
・ウッドフォードリザーブ(冷凍庫で保冷) 60ml
・ボブズ ビターズ アボッツ 3dashes
・マンチーノ・ヴェルモット ロッソ 15ml
・マンチーノ・ヴェルモット キナート 1bsp
・レッドチェリー 1個
・オレンジピール 1片
〈つくり方〉
①ミキシンググラスに氷3個と水(分量外)を半分ぐらいまで入れてステアし、ストレーナーで押さえて水を切る。
②ミキシンググラスにビターズ、ウッドフォードリザーブ、ヴェルモット ロッソ、ヴェルモット キナートを入れ、約80回ステアする。
③グラスに②を注ぎ、レッドチェリーを飾り、オレンジピールを振りかける。



高橋 直美さんのカクテルメイキング動画


高橋 直美(たかはし・なおみ)
高知県出身。東京・銀座「BAR ガスライト EVE」店長。2002年より高知県・高知の旧「高知新阪急ホテル」の「バー リード」でバーテンダーとして10年間勤務し、東京・大手町「パレスホテル」でさらにバーテンダーの経験を積む。第39回「全国バーテンダー技能競技大会」総合優勝。チェコ・プラハで開催された「I.B.A.ワールドカクテルチャンピオンシ ップ 2013」 ビフォア ディナー カクテル部門優勝で世界一に輝き、日本人女性初の快挙を成し遂げる。第28回高知県民賞 龍馬賞受賞など輝かしい経歴を持つ。2014年、東京・霞が関「BAR ガスライト」入店。2015年の「BAR ガスライト EVE」開店より店長を務める。


インタビュー・文 沼 由美子
ライター、編集者。醸造酒、蒸留酒を共に愛しており、バー巡りがライフワーク。著書に『オンナひとり、ときどきふたり飲み』(交通新聞社)。取材・執筆に『読本 本格焼酎。』、編集に『神林先生の浅草案内(未完)』(ともにプレジデント社)などがある。


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ウッドフォードリザーブはこちらのオンラインストアでもお取り扱いしております。



   

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