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2016.12.12 Mon

〜ホテルのバーテンダーでは初の受賞〜 リーガロイヤルホテルのマスターバーテンダー 古澤 孝之が 「なにわの名工」に認定

リーガロイヤルホテル

リーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島、総支配人田辺能弘)のマスターバーテンダー 古澤孝之(48歳)は、このたび大阪府が選定する「平成28年度大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)」に選ばれました。ホテルで勤めるバーテンダーとしては初の受賞となります。

「なにわの名工」は、府内で第一人者と認められる優れた技能を持ち、しかも15年以上の実務経験があるなど厳格な資格基準を満たすスペシャリストの中から、専門知識・技能を持つ有識者の意見を基に府知事が決定するものです。1970(昭和45)年度から行っており、今年度までに1940人が選ばれています。

今年度は57人が「なにわの名工」に選ばれ、11月21日に松井一郎大阪府知事より表彰状が授与されました。受賞した古澤孝之は、1989(平成元)年に株式会社ロイヤルホテルに入社。バーテンダーとして27年のキャリアを積み、リーガロイヤルホテル料飲部次長としてレストランのマネジャーも兼務しています。

古澤はこれまでバーテンダーのコンペティションで数々の賞を受賞。自由な発想から生まれるオリジナリティーに優れた創作カクテルや、様々なバーシーンを提案する企画力は特に高く評価されています。また、その技能についてはホテル内にとどまらず、全国のバーテンダーの模範ともなっています。さらに、自らの技術向上に努める一方、若手の育成にも注力することで、数多くのバーテンダーらをコンテストでの優勝・入賞へと導くなど、料飲業界における幅広い業績貢献が評価されました。

今回の「なにわの名工」認定を受け、古澤は「この受賞により、プロフェッショナルの存在意義や、スペシャリストによる技能伝承の重要性をより見直していただける機会になれば幸いです。また、バーテンダーという職業を志す未来のスペシャリストたちの励みとなれたら、たいへん嬉しく思います」と語っています。

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