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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2021.08.12 Thu

「エンピリカル」プロダクトごつごつとした土壌味あふれる
スモーキーな「アユーク」

BAR TIMES STORE

「エンピリカル」の創設者であるラース・ウイリアムズとマーク・エミル・ハーマンセンは、このスピリッツがあまりにも新し過ぎるためジンやウオッカといった既存カテゴリーに収まらず、「エンピリカル」という独自のカテゴリーをつくりました。ニューヨークやロンドン、シンガポールの世界5大BARと称される有名店では、「エンピリカル」を取り扱うだけでなく、レコメンド商品としてメニューにも掲載しています。つまり、それほどこの「エンピリカル」のフレーバーは人々を魅了しているのです。一体どのような味わいなのか。日本で発売予定の3種類のプロダクトをご紹介いたします。

「アユーク」の原料、パシーヤミヘートウガラシ

「アユーク」の主な原料はパシーヤミヘートウガラシです。メキシコ・オアハカ州の少数⺠族ミヘーの⼈々が、海抜2,700メートルで栽培した特別なスモークドライチリで、現地の⾔葉でAyuuk(アユーク)と呼ばれています。このトウガラシは完全に熟すと枝上で部分的に乾燥していき、熟し終わるとスモーキーな⾹りを燻らせるのが特徴です。


乾燥したパシーヤミヘートウガラシ。

メキシコ・オアハカ

ラースはパシーヤミヘートウガラシを求め自らオアハカへ向かい、自身の鼻と舌でその香味を確かめると、面白い「エンピリカル」ができると確信しました。そして彼は25kgのパシーヤミヘートウガラシを持ち帰り、すぐに試作に取りかかりました。

商品化には大量のパシーヤミヘートウガラシが必要になります。彼は輸入業者を探しましたが、めずらしい素材のため取り扱っている会社が見つかりませんでした。そのため、ラースはファームと直接の取り引きをすることにしたのです。それにより求める味わいについてもっと深く話ができるからです。最初は30件ほどでしたが、現在では70件ものファームと直接取り引きをするまでに拡大しています。


パシーヤミヘートウガラシの産地 メキシコ・オアハカ州

「アユーク」の特徴とその味わい

パシーヤミヘートウガラシは、⼣焼けのようなダークレッドの色合い、フルーティーさとオアハカのごつごつとした⼤地を反映したような⼟壌味あふれるユニークな⾵味を持っています。それをデンマークの伝統的な紫小麦と有機麦芽から作られた特別なアルコールに漬け込みます。この紫小麦も土っぽいニュアンスを感じさせる要素です。

先述の通り、パシーヤミヘートウガラシは熟して乾燥してくると自然にスモーキーな香りを漂わせる性質がありますが、製造の過程で天日干しにすることでさらにスモーキーフレーバーが増幅されます。これが「アユーク」のフレーバーの特徴のひとつでもあります。ユニークなのは、最後にオロロソのシェリーカスクで3週間フィニッシュをしている点。これにより味わいを丸くさせる効果があります。

味わいの特徴をひと言でいうと、“ウイスキーとメスカルの中間”。まったく新しいスピリッツなだけに味わいを端的に表現するのは難しいのです。


シェリーカスクで後熟することで丸みのある味わいに。


「アユーク」を使ったカクテル

「エンピリカル」がおすすめする「アユーク」をベースとしたカクテルをご紹介いたします。


アユーク&チェリーソーダ
■レシピ■
・アユーク:50ml
・チェリーソーダ:100ml
・淹れたてのコーヒー (軽めのローストを推奨):適量
・コーヒー豆
■つくり方■
①グラスに氷を入れて「アユーク」をを注ぐ。
②チェリーソーダとコーヒーを入れて混ぜる。
③コーヒー豆を添える。

アユーク マルガリータ
■レシピ■
・アユーク:40ml
・オレンジキュラソー:20ml
・ライムジュース:20ml
・塩とブラックライム(リムド用)
■つくり方■
①材料を強めにシェークする。
②ライムでグラスのフチを濡らし、塩とブラックライムを付ける。
③グラスに氷を入れ、カクテルを注ぐ。


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