BAR TIMES

2017.12.5 Tue

グローバルブランドアンバサダー トム・バーノン氏が語る世界中のバーテンダーから愛される
ウッドフォードリザーブの魅力とは

BAR TIMES レポート

世界的に停滞傾向にあるスピリッツ市場の中にあって、堅調な伸びを続けるアメリカンウイスキー。その成長を支えているのが、世界的に空前のアメリカンウイスキーカクテルブームだ。“ウイスキーをもっと自由に楽しもう”という流れの中、スーパープレミアムウイスキーが広く浸透し、中でもウッドフォードリザーブは世界中のバーテンダーから高い支持を得ている。今回初来日のウッドフォードリザーブグローバルブランドアンバサダーのトム・バーノン氏にその魅力を聞いた。

これまでのキャリアについて教えてください。

「22歳の時、当時行われていたウッドフォードリザーブのコンペティションに挑戦し、イギリス代表としてファイナルに残りました。それが縁で2012年、イギリスのブラウンフォーマン社でアメリカンウイスキーのブランドアンバサダーに任命され、ウッドフォードリザーブの人気が急成長すると共に、イギリス国内で幅広い活動をするようになりました。今年からはグローバルブランドアンバサダーとして世界に目を向け、文字通りグローバルな活動を行っています」。

グローバルブランドアンバサダーとはどんなお仕事ですか。

「まず一つは、それぞれの会社でマーケティングやセールス、PRなどの役割を持った人たちにウッドフォードリザーブのブランドを理解してもらうこと。次にバーテンダーが何を求めているのかをヒアリングし、彼らとブランドをつなげること。あと一つは毎年行われているケンタッキーダービーでオフィシャルバーボンとしてミントジュレップなどのカクテルを振る舞うこと。それぞれアプローチは違っていてもブランドを深く理解してもらうことが私の仕事です」。


ウッドフォードリザーブはどのような特徴を持つ
アメリカンウイスキーなのですか。
「ウッドフォードリザーブが発売されたのは1996年。それまでずっとアメリカンウイスキーの人気は低迷し続けていました。ウッドフォードリザーブの蒸溜所自体は古くからありましたが、オーナーがブラウンフォーマン社になってからアメリカンウイスキーの復興を目指し再始動しました。“ユニークなウイスキー”をコンセプトに新しいアメリカンウイスキーとはどうあるべきかを追い求め、開発されたのが現在のウッドフォードリザーブです。どのあたりがユニークか、他の蒸溜所と何が異なっているかと言うと、いまだに伝統的なイトスギの木桶で発酵を行い、他のどの蒸溜所よりも長い7日間の発酵プロセスを経ています。時間を犠牲にする代わりに高いクオリティを私達は選んだのです。また、一般的なアメリカンウイスキーの連続式蒸溜機とは違い、ウッドフォードリザーブは伝統的な銅製のポットスチルを3基使用し蒸溜を行います。これにより深みのある力強いフレーバーを生み出します。古めかしい蒸溜所で昔ながらの製法を守りながらも設備はどこよりも近代的だったり、ケンタッキーという田舎で生まれながらもニューヨークのような大都市でブランドを育てたり(笑)、そんなところもユニークですよね。1996年の誕生なのでブランドとしては後発組ですが、そんな“OLD but NEW”が受け入れられたのかもしれません」。




ウッドフォードリザーブは世界中のバーテンダーに
どのように評価されていると思いますか。
「3〜4年前からアメリカンウイスキーを使ったクラシックカクテルのトレンドがどんどん広がっていると感じます。オールドファッションドやマンハッタンなど、世界中どのバーに行っても目にするほど本当に人気があります。さらにクラシックカクテルをベースに新しいカクテルも次々に誕生しています。アメリカンウイスキーの人気が高まっている理由として、世界的にクラシックカクテルが見直されているということが言えると思います。その中で、今年Drinks International社が発表した“人気のクラシックカクテルTOP5”に、オールドファッションド、マンハッタン、ウイスキーサワーとアメリカンウイスキーを使ったカクテルが3つもランクインしていました。中でもオールドファッションドは4年連続の1位。そしてそのベースとしてもっとも多く使われているのがウッドフォードリザーブなのです。これほどまでに世界のバーテンダーから高い支持を得ているのは、何よりもその品質の高さにあります。なめらかでリッチな味わい、豊かな香りは完璧なバランスのうえに成り立っていると思っています」。

最後に、日本のバーテンダーに期待することは何ですか。

「今回初めて来日し多くのバーを訪れました。どのバーでも感じたのはバーテンダーの素晴らしい仕事ぶりです。皆さんとても丁寧ですね。日本でもアメリカンウイスキーを使ったクラシックカクテルが定着しているように思われますが、もっと自由な発想で新しいカクテルをどんどん生み出していただきたいと思います。最後に、ケンタッキー州にあるウッドフォードリザーブ蒸溜所は本当に美しい場所です。機会があればぜひ来ていただき、ウッドフォードリザーブの魅力をもっと身近で感じてほしいと願っています」。




プロフィール

Tom Vernon(トム・バーノン)
イギリス生まれ。Fortnum & Masonにてバーテンダーとしてキャリアをスタートし、その後Leedsと Manchesterの店舗のオープニングに参加。 マンチェスター市内にあるSocio Rehabにてジェネラルマネージャーとして勤務。さらにノッティングヒルの有名店Portobello StarでもGMとして勤務する傍ら、エディンバラのManchester’s Almost FamousやSmokestackでも活躍。2017年、ウッドフォードリザーブのグローバルブランドアンバサダーに就任。世界の主要都市を訪問しながらウイスキーカクテルとブランドの啓蒙活動を行う。



トム・バーノン氏がつくる「オールドファッションド」をBAR TIMES チャンネルでご覧ください。(撮影場所/Bar TRIAD)

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