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NEW2026.04.6 Mon

ニューヨークで体感した“ジャパニーズ・バーテンディング”の現在地『COCKTAIL OMAKASE NYC』
オープニングレポート

BAR TIMES STORE グローバルアンバサダー 長尾和明

2025年「Asia’s 50 Best Bars」にランクインしたBAR LIBRE(池袋)のマネージャーであり、BAR TIMES STOREグローバルアンバサダーを務める長尾和明さんが、ニューヨークに新たにオープンした「COCKTAIL OMAKASE NYC」のオープニングに参加。現地のゲストやメディア、そして世界のバーシーンの第一線に触れてきました。

ニューヨークでは今、日本のバーテンディングが強い存在感を放っています。
その最前線を、長尾さんのレポートでお届けします。

日本のバーテンディングが世界で注目される理由

5日間の滞在を通して、メディア関係者や業界関係者、さらにはWorld’s 50 Best Barsに関わる方々にもカクテルをご提供することができました。LIBREのスタイルと、日本のバーテンディングが持つ“おもてなし”の精神を、直接お届けできたと感じています。

現地で特に強く感じたのは、日本の技術やサービスに対する関心の高さです。

街中では「Omakase」や「Like Japanese」といった言葉を頻繁に目にしました。実際にカクテルを提供する場面でも、ステアの精度やシェイクの所作に対して、ゲストや現地スタッフの方々が非常に高い関心を示してくださっていたのが印象的でした。

日本のバーテンダーが日々大切にしている、クラシックを基準とした美しい所作や細やかなサービスは、世界においても十分に通用する強みであると、改めて実感しました。

「COCKTAIL OMAKASE NYC」とCocktail Kingdomの存在

今回オープンした「COCKTAIL OMAKASE NYC」は、Greg Boehmからのオファーにより実現したプロジェクトです。LIBREはチームの一員として、カクテルレシピおよびジャパニーズサービスの監修を担当させていただきました。

同氏が率いるCocktail Kingdomは、複数の「World’s 50 Best Bars」や「North America’s 50 Best Bars」に名を連ねるバーを手がけるとともに、世界中のバーテンダーに支持されるツールブランドとして広く知られています。レシピ本や業界出版を通じた発信力も含め、その影響力は非常に大きなものがあります。
Instagram cocktail_omakase_nyc

現地で評価されたBAR TIMES STOREのプロダクト

そのGregとチームの皆様に、BAR TIMES STOREオリジナルの「COCKTAIL OMAKASE」ロゴ入りバーマットをお贈りしたところ、大変好評でした。

アメリカでは、この薄さでありながら洗うことができるタイプのバーマットはまだ珍しく、まさに探していたプロダクトだったとのことです。現地の現場で実際に評価をいただけたことは、大きな手応えとなりました。

仕込みとメイキングを終えた後は、ニューヨークの街を巡りながらバーホッピングも行いました。入店が叶わなかった人気店も含め、合計で12軒のバーを見て回ることができました。

スピークイージーのような演出で、入店前から期待感を高めてくれるバーが多く見られましたが、特に印象に残ったのは、カクテルを楽しむお客様の自然な表情と、それを支えるスタッフの方々の柔らかなホスピタリティです。

ニューヨークでは、多くのバーテンダーやサービススタッフが「いかがでしたか?」「美味しかったですか?」「どちらからいらっしゃいましたか?」といった言葉を、自然で心地よい距離感でかけてくれます。

また、夕方にはアペロールスプリッツやマティーニを片手に会話を楽しむ人々の姿も多く見られ、カクテルが日常の中にしっかりと根付いている文化であることを強く感じました。

次回は6月後半に、再びニューヨークを訪れる予定です。

次回はオリジナルのシェイカーやバースプーンも持参し、より一層、ジャパニーズバーテンディングの繊細さと魅力を世界に発信していきたいと考えています。

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