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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.12.21 Thu

ホイッスルピッグでつくるClassic & Originalカクテル
『オリエンタル』に東洋のエッセンス。
橙酢のガストリックで増す甘酸とコク

ホイッスルピッグ 10年 × バー&カフェ ミクソロジーモザイク 橋本和樹

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ライ・ウイスキーの可能性に賭けた伝説のマスター・ディスティラー、デイヴ・ピッカレルが率いるチームによって生み出された「ホイッスルピッグ」。バーモント州ショアハムにあるのどかなファームでブレンディングと熟成の研究が行われ、2007年の設立以来、複雑で深い味わいのライ・ウイスキーをつくり出し続けている。2017年にはサンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティションで最優秀ウイスキーに輝き、国際的な注目を浴びているブランドだ。

今回、「ホイッスルピッグ」の原点ともいえる「10年 スモールバッチ・ライ」にフィーチャーし、6人のバーテンダーにその魅力を語ってもらうと共に、クラシックカクテルとオリジナルカクテルの2種を考案してもらった。そのうちの一人が、郡山市中町に立つ瀟洒な一軒家のバー「バー&カフェ ミクソロジーモザイク」のオーナーバーテンダー 橋本和樹さんだ。


  ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ 

ブランドの原点とされる「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」。クリエイティビティー、革新性、そして理想の味わいを追求する情熱が、カナダにあった古いライ・ウイスキーの原酒の発見につながった。ストレートやロックでの味わいは格別で、クラシックカクテル、オールドファッションドのベースとしても最適。権威ある全米のワイン専門誌「ワイン・エンシュージアスト」で96点という高得点を獲得するなど、ライ・ウイスキーの歴史を変えたともされる。

 
 


製法がまるで違う。「ホイッスルピッグ」がライ・ウイスキーのジャンルを確立させる

おしゃれな佇まいの一軒家バー「バー&カフェ ミクソロジーモザイク」。充実したバーフードに本格的なカクテル、そして何よりも豊富なウイスキーのラインナップに地元の人々はもちろん、県外からのビジネスマンにも定評がある。オーナーバーテンダーの橋本和樹さんは、さまざまに取り扱うお酒の中でも、とりわけウイスキーへの造形が深い。そんな橋本さんに「ホイッスルピッグ」はどのような印象を与えたのだろうか。

「初めてホイッスルピッグを口にした瞬間、その個性に驚かされました。ボディの強さ、複雑なアロマ、そして奥深くに広がる柔らかい甘さと清涼感。長く口に残るインパクトのあるライ・ウイスキーでした。しっかりとしたボディは、香りの強いリキュールと組み合わせても際立ち、どんな割り方やカクテルにも適していると感じました」

また、橋本さんはライ・ウイスキー全般についてこんな印象を抱いている。

「ウイスキーのジャンルの中で、ライ・ウイスキーはバーボンに比べるとその存在感が薄いと思います。お客様の中にはライ・ウイスキー自体を知らないか、バーボンと同じものと誤解しているところもあります。ライ・ウイスキーはスパイシーな味わいが特徴で、中でもしっかりとしたボディに複雑なアロマ、柔らかな甘さを持つホイッスルピッグは、ライ・ウイスキーというひとつのジャンルを確立させてくれる期待感があります。と言うのも、ライ・ウイスキーは原料のライ麦を51%以上使用すること、2年以上の樽熟成が定義されていますが、ホイッスルピッグはライ麦をほぼ100%使用、しかも10年の長期熟成です。それだけを見てもこのライ・ウイスキーは他と一線を画しているんです。ホイッスルピッグの登場で、きっと他のブランドもさまざまな試みを重ね、追随するのではないかと私は期待しています」

自家製橙酢の調味料がキーとなる、東洋の素材でつくる『オリエンタル』

橋本さんは「ホイッスルピッグ」のしっかりしたボディはハーブ系のリキュールや個性的なリキュールと好相性だと話す。特にクラシックカクテルに適していると言い、今回は『オリエンタル』というカクテルをツイストしてくれた。

「ライ・ウイスキーをベースにスイートベルモット、ホワイトキュラソー、ライムジュースでつくる『オリエンタル』は、その名に反してレシピに東洋的な要素がありません。なので、キンモクセイのお酒である桂花陳酒や橙酢(だいだいす)をベースにしたガストリックをハンドメイドでつくりカクテルに合わせました。

ガストリックとは、酢と砂糖と水でつくるフランス料理の調味料です。カラメル状になるまで煮詰めるのですが、酸味や甘み、コクがぎゅっと凝縮されるんです。これをライムジュースの代わりとすることで、酸味だけではない複雑な味わいを加えることができます。また、ホイッスルピッグはアルコール度数が50度と高いので、カクテル全体にボリューム感が出ます。なので、20mlという少しの量でもきちんとホイッスルピッグの味わいを感じることができるんです」

クラシックカクテル「オリエンタル」
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:20ml
・カルパノ アンティカ フォーミュラ:15ml
・桂花陳酒:5ml
・自家製橙酢ガストリック:10ml
・オレンジキュラソー:10ml
・グリオッティン
〈つくり方〉
①全ての材料をシェーカーに入れ、氷とともにシェーク。
②カクテルグラスに注ぎピンに刺したグリオッティンを飾る。

「オリエンタル」のカクテルメイキング動画はこちら

スパイシーさに苦味・酸味・甘みを合わせた完璧バランスのチルカクテル

続いてオリジナルカクテル。「Craftsman’s Special」と名付けられたこのオリジナルカクテルは、「ホイッスルピッグ」の持つ高い包容力を活かして考えられた一杯だ。

「ウイスキーベースにドライシェリーやグレナデンシロップなどでつくる『Artist’s Special(アーティスツ・スペシャル)』というカクテルからインスピレーションを得て創作しました。“Craftsman=働く全ての人” が仕事から帰り、ゆったりとした時間の中でこのカクテルを飲むシーンをイメージしています。

ホイッスルピッグには、個性の強い副材料と合わせてもそれを受け止められるポテンシャルがあるので、あえて香りと味わいが強いものを合わせています。ホイッスルピッグのスパイシーで複雑なアロマに、エスプレッソの苦味とオロロソシェリーの心地よい酸味、そしてその奥にメープルとトリュフのシロップで甘さと香りがまとまるように仕上げました。このカクテルは食後に楽しむ一杯なので、スイーツと合わせるのがおすすめです。中でも、羊羹や最中といった和菓子と相性はぴったりです。ぜひ味わっていただきたいですね」

オリジナルカクテル「Craftsman’s Special」
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:30ml
・フロール デ カーニャ エスプレッソ:5ml
・サンチェス ロマテ オロロソ ドンホセ:10ml
・自家製メープルトリュフシロップ:15ml
・オランジェット
〈つくり方〉
①全ての材料をミキシンググラスに入れステア。
②冷やしておいたオールドファッションドグラスに注ぎオランジェットを飾る。

「Craftsman’s Special」のカクテルメイキング動画はこちら

 

橋本和樹(はしもと かずき)
福島県郡山市出身。専門学校の進学で仙台に移り、ダイニングバーでのアルバイトを経験。ウイスキーを中心に数多くのお酒に触れ、知識を深めていくうちにバーの世界に興味を持つ。19歳で地元郡山に戻ると、バーテンダーとして働かせてもらえる店を片っ端から当たった。その意欲が買われ郡山の名店「BAR NAMU」に入社し、10年間修業を積む。“30歳までに自身の店を出す”という目標を掲げ有言実行。2019年、30歳の時に現在の「バー&カフェ ミクソロジーモザイク」をオープンさせる。自宅にもバーカウターを構え、店に置ききれないボトルを保管するほどのウイスキー好き。

バー&カフェ ミクソロジーモザイク
郡山駅から徒歩5分。中町の裏通りに立つ一軒家のバー。店内は1階と2階に分かれ、1階は気軽に立ち寄れるカジュアルな雰囲気、2階はゆっくりとお酒を楽しみたい時にぴったりのシックな空間が広がっている。ウイスキーのラインナップとカクテルメニューが充実するほか、シェフによる本格的なフードも楽しめるとあって女性客を中心に幅広い年齢層から高い評判を得ている。

福島県郡山市中町8-7 MAP
Tel: 024-905-2891
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