fbpx

バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.10.25 Wed

「エンピリカル アユーク」でつくる至極の一杯モリーユ ー 森の息吹 ー

静谷和典さん(BAR 新宿ウイスキーサロン)の場合
[PR]BAR TIMES SELECT(2021年11月の記事を再編集)
デンマークの首都、コペンハーゲンにあるレストラン「noma(ノーマ)」は、英国のレストラン誌が選ぶ『世界のベストレストラン50』で過去4度も1位に輝き、仏のミシュラン2つ星を獲得する他、ドキュメンタリー映画にもなった超がつくほどの有名レストランです。

そのnomaで、テストキッチン&新メニューの責任者として活躍したラース・ウィリアムズと、コンセプト&ビジネス開発の責任者を務めたマーク・エミル・ハーマンセン。その2人が創り出したスピリッツが「エンピリカル」です。

あまりに独創的なエンピリカルは既存のどのカテゴリーにも当てはまりません。何故なら伝統的なスピリッツの概念を塗り替えることこそが、エンピリカルが何よりも大切にしている哲学だからです。

エンピリカルについて詳しくは
https://bar-times-select.com/blogs/column/empirical

本企画では、スモーキーフレーバーの個性が際立つ「エンピリカル アユーク」ベースのカクテル開発をトップバーテンダーの皆様に取り組んでいただきました。今回ご紹介するのは、静谷和典さん(BAR 新宿ウイスキーサロン)の場合です。

ウイスキーのようでもあり、メスカルのようでもある。魅惑のスモーキーフレーバー『エンピリカル アユーク』

「アユーク」の主原料はパシーヤミヘートウガラシです。メキシコ・オアハカ州の少数⺠族ミヘーの⼈々が、海抜2,700メートルで栽培した特別なスモークドライチリで、現地の⾔葉で、アユーク(Ayuuk)と呼ばれています。このトウガラシは完全に熟すと枝上で部分的に乾燥していき、熟し終わるとスモーキーな⾹りを燻らせるのが特徴です。

静谷さんのコメント

「エンピリカル アユーク」はだし感を強く感じました。鰹節のようなだし感です。それなのに、ピリッとスパイスが効いているいる感じもして旨味があるんです。言葉で表しただけでもこんなスピリッツないですよね?ストレートで飲むだけでも、まるで“スープスピリッツ”のような印象を受けました。

「エンピリカル アユーク」が持っているだしのような旨味を生かしたカクテルにしたい。そう考えてスープカクテルの方向に絞りました。でもそこからが難しかった。トマト系やコーンポタージュ、いろいろ試しました。「エンピリカル アユーク」の存在が強いので、ある程度粘度のあるものがよいと思い至りました。もうほぼ料理ですね(笑)
結果、静谷さんが合わせたのは、なんとフランス料理の高級食材としても知られるモリーユ(アミガサ茸)のスープ。じゃがいもを入れることで粘度もつけた。一見、じゃがいもの冷製スープ、ヴィシソワーズのようだが、「エンピリカル アユーク」がベースとなることで、だしの旨味はさらに多層的だ。
「スピリッツが持つピリッとした唐辛子のようなテクスチャーも、味わいの引き締めにつながります。また、シェイク=瞬間冷凍ではなく、スローイングで穏やかに冷やしながら味を伸ばしていくイメージで仕上げていきます」
粘度もだし感も狙った通り。ひと口、もうひと口。カクテルであることを一瞬忘れてしまいそうな、上質で深い味わいが広がる。

静谷さんのオリジナルカクテル「モリーユ ー 森の息吹 ー」
  • エンピリカル アユーク:45ml
  • モリーユ(アミガサ茸)のスープ:90ml
  • 蒸したジャガイモ: 1/2個
  • アーモンドミルク:90ml
  • パセリ:少々

  1. モリーユを洗って、20分ほどゆででだしを取る。塩、砂糖、ブイヨンを加えて味を調える。
  2. じゃがいもを洗い、水がついたままラップで包んでレンジで3分ほど加熱し、中まで火を通す。
  3. 2、「エンピリカル アユーク」、モリーユのスープ、アーモンドミルクをミキサーにかける。
  4. シェイカーに氷を入れ、3を注ぎ、スローイングする。
  5. グラスに注ぎ、パセリを散らす。

 

「モリーユ ー 森の息吹 ー」メイキング動画


関連記事はこちら

PAGE TOP