BAR TIMES

2018.11.22 Thu

バランタイン17年 トリビュートリリースLE発売記念 ホテルバー スペシャル対談どんな飲み方でもおいしく味わえる設計。
爽快なハイボールで楽しむスコッチの王道

BAR TIMES 編集部

2018年10月9日、日本限定発売「バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション 」の発売を記念して、5代目マスターブレンダーを務めるサンディー・ヒスロップ氏が来日。今回はBAR TIMESの特別企画として、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル」内の「ザ・バー イルミード」でチーフバーテンダーを務める森 祐介氏との対談が実現。バランタインというブランドについて、そしてハイボールの醍醐味と食事とのペアリングなどをはじめとした、今回のトリビュートの多様な楽しみ方と可能性について語ります。(撮影場所/ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル「THE BAR illumiid」)

若い頃から親しんでもらうために
バランタインに魅了されていくストーリーを仕掛ける

 
サンディー・ヒスロップ氏(以下、ヒスロップ)
「エントランスの重厚な扉が印象的ですね。このホテルの階下にはオフィスがありますから、仕事終わりのビジネスマンもこちらのバーにいらっしゃるのではないですか?」
森 祐介氏(以下、森)
「ええ、仕事終わりの一杯としてご来店されるお客様も多いです。ここ『ザ・バー イルミード』は、“自分を見つめなおす場、じっくり語らう場”がコンセプトですので、重厚感漂うオーセンティックな雰囲気の中、男性のお客様を中心にお酒をお楽しみただいております」
ヒスロップ
「ところで、こちらのバーでバランタインはどのような存在なのでしょうか?」

「バランタインは、日本でも非常に特別なウイスキーです。長きにわたって代々受け継がれるブランドで、世代を超えて愛されています。最初にバランタイン12年で良さを知り、

そこから17年、21年、30年と段階を経て、バランタインの奥深さに魅了されていく。まさに憧れが現実になったウイスキーと言えるでしょう。当店でも、ハッピーアワーのような早い時間帯にリーズナブルなプランを用意し、その中にバランタイン12年を組み込んでいます。若い方がバランタインを知るきっかけの一助になればという思いを込めているのです」
ヒスロップ
「長い歴史の中で伝統を守り続けるバランタインというブランドを、愛を持って幅広く訴求してくれていることを、とても嬉しく思います」

「バランタインはとてもバランスが良く、ウイスキーを飲みなれていない方にもおすすめやすいブランドですね。例えば、お客様から何かおすすめのウイスキーをとオーダーいただいたら、お出ししてまず間違いはありません。ブレンデッドウイスキーの入り口としてもぴったりなのではないでしょうか」


森 祐介
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル」内の「ザ・バー イルミード」でチーフバーテンダーを務める。


奥深くに隠された味わいは
日本における「ダシ」に通じている

 
ヒスロップ
「森さんはトリビュートリリースLEをテイスティングされて、どのように思いましたか?」

「まず最初に、昨年に続き日本限定のトリビュートリリースLEを出してくれたことを非常に嬉しく思いました。ヒスロップさんが日本に訪れてくれることや、日本の文化を大切にしてくれている姿勢もありがたいと思います。トリビュートも、奥深くにある隠れた味が引き出されていますね。『ダシ』を大切にする日本の食文化に通じる味わいを感じました。非常に深みのある味です」
ヒスロップ
「ダシとはユニークな表現ですね。ブレンドによる微妙な味わいをしっかり捉えていただいて私こそ嬉しく思います。ところで今日はトリビュートリリースLEでハイボールをつくっていただきましたが、森さんおすすめの飲み方は何ですか?」


「やはりハイボールですね。トリビュートリリースLEはふくよかな甘み、そして豊かな味わいが楽しめるウイスキーです。常温でダイレクトに味わうのもいいのですが、日本では常温はあまり浸透していません。そのため飲み方は冷たいか、温かいかのどちらかですね。冷たい状態で飲む場合は、日本ではのどごしや爽快感が求められますのでハイボールがもっとも適していると思います。トリビュートリリースLEの甘みやシトラス系の爽快感が炭酸に溶け込みながら、2段階の味わいが楽しめるのはこのウイスキーだからこそ実現できる味わいなのではないでしょうか」
ヒスロップ
「そう! 私も普段からハイボールで飲むのが好きなのです。トリビュートリリースLEはどのような飲み方でも楽しめるように設計しました」

「ハイボールは食事にもよく合いますしね。このトリビュートリリースLEも例外ではないと感じます。甘みもあり、食事の塩気との相性がいい。天ぷらや焼き鳥にも合うのではないでしょうか」
ヒスロップ
「それはいいですね! シトラスのフレッシュさもあり非常によく合うと思いますよ」


サンディー・ヒスロップ
バランタイン17年 5代目マスターブレンダー。1983年からウイスキー業界に携わり、1992年にバランタインのブレンダーとなる。2006年にバランタイン17年の5代目マスターブレンダーに就任。2016年にはISCにて「マスター・ブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。


信頼されたバランタインであるからこそ
新しい味わいをも受け入れられる

 
ヒスロップ
「トリビュートリリースLEは、お客様にどのようにおすすめしようと考えていますか?」

「誤解を恐れず申し上げると、“おもしろいもの”があるのですが、いかがですか?といったようにご案内しようかと考えています。日本ではバランタインというブランドはとても信頼されており、バランタインだからこそ新しいものを飲んでみたいというお客様が多いように感じます。ですから、“おもしろいもの”とは何なんだろう?という興味と冒険心からトリビュートリリースLEを受け入れていただけるのではないかと思います」

ヒスロップ氏のために、トリビュートリリースLEでおすすめのハイボールをつくる森氏。

ヒスロップ
「なるほど。確かに興味をそそられるおすすめの仕方ですね(笑)」

「日本のお客様だけではなく、日本でしか飲めないという点も話のきっかけになるので、海外のお客様にもおすすめできると考えています」
ヒスロップ
「バランタインが日本でそこまで信頼されている強いブランドだということは、長く伝統を守り続けてきた私たちにとっても喜ばしいことです」

「以前親子でご来店されたお客様で、お父様が息子さんにバランタイン30年を味わわせて、その魅力をお話しされていたことがありました。いつか自分で飲めるようになるといいねと言いながら。このシチュエーションを目の当たりにして、これこそバランタインの魅力だと思いました。確かな品質が長く受け継がれてきた伝統的なブランドであり、とても格好いいウイスキーだと。世代を超えて愛され続ける味わいと香りを誇るバランタインは、スコッチの王道と呼ぶにふさわしいブランドなのではないでしょうか」
ヒスロップ
「そうやって次の世代に受け継がれていく。バランタインは日本のバーテンダーとモルトファンによって日本の市場で長く支持されていることがよく分かりました。今日は森さんとお話しすることができてとてもよかったです。どうもありがとうございました」

「こちらこそ、ありがとうございました。またこうしてゆっくりとお話しできる機会を楽しみにしています」


(取材後記)
ハイボールを愛飲するヒスロップ氏に、トリビュートリリースLEに日本の「ダシの文化」との共通点を見出し、和食とのペアリングなどを提案してくれた森氏。新たな切り口から「バランタイン17年 トリビュートリリースLE」の多様な可能性が見られました。ウイスキーは多様性のあるものなければならないというヒスロップ氏の想いが確かに生きています。

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