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2017.05.9 Tue

たまさぶろのBAR遊記モデル泉里香が語る
ボンベイサファイア・トニック

たまさぶろ 元CNN 、BAR評論家、エッセイスト

BAR評論家を自称していると「どんなお酒が好きですか」と訊かれる機会は多い。「ゲテモノ酒以外、普通のお酒はほとんど」と答えている。だが、知らないBARを初めて訪れる際の最初の一杯は決めている。ジンにボンベイサファイアを指定したジントニックだ。

ボンベイサファイアは多種にわたるボタニカルを使用したジンであり、他の大量流通しているジンに比べ、非常に香り華やかで爽快感がある。そのジンでトニック割りを作りながら、あまりピンと来ないようであれば、そのBARでは2杯目をオーダーする必要がないとさえ考える。極論してしまえば、これだけ清涼感あふれるジンで美味しくななければ、もやは何をオーダーしても無駄ではないかと指針にしている。

もちろん、信頼できるバー、いつものバーテンダーであれば、どんなジントニックでスタートしても、まったく問題ない。

そんな折、モデルで女優の泉里香さんが、新名所「渋谷キャスト」で行われた「Flavour Journey Express by BOMBAY SAPPHIRE ~香りを愉しむ列車の旅~」のイベントに登場。初夏にかけて飲みたい「ボンベイサファイア・トニック」について語ってくれた。

インタビューは、4月28日に開業した渋谷の新ランドマーク「渋谷キャッスル」GF多目的スペースに設けられたブルーの特別列車をイメージしたバースペースにて行われた。胸元にシースルー、ウエストにブルーのレースを取り入れた「透け感」を効かせた爽やかなスタイルに、ブルーのスカートを合わせた出で立ちに、BAR評論家がどぎまぎし通しだった点は、ご想像の通り。

「やはりスタイルをキープしないといけないので、太らないジンのような蒸留酒を飲むように心がけています」と、泉さんはもともと自宅でも蒸留酒を中心に飲むと語る。


インタビューに先立ち行われた記者会見で、陣内智則さんとともに乾杯

お酒については「いろいろ試した結果」、ワインなどの醸造酒に比べ、「体質にもよると思うのですが、(蒸留酒のほうが)むくみが少なく、太らないお酒だと思います」とジントニックやジンバックを好んで飲んでいると告白。

仕事柄健康維持、スタイルキープのため、夜はあまりでかけないとのことだが最近は、BARもお気に入りの場所のひとつ。「先日も母と京都に出かけたので、祇園の町屋バーを愉しんできました」と嬉しそう。個人的に季節のフレッシュ・フルーツで作るカクテルも好みだとか。「もう季節が終わってしまいましたが、金柑やいちごのカクテルなどが大好きです。これからは、桃、すいかの季節ですねぇ」とバーテンダーが扱うフレッシュ・フルーツの名もすらすらと口をついて出て来る。

清涼感あふれるカクテルが好みで、モヒートも好き。「ミントにはリラックス効果もあるので、バジルやミントを自宅で育てています」と、ちょっとしたバー・ホッパー顔負けの日常生活の一端を吐露した。

「ボンベイサファイア・トニックは、レモンやライムを絞ると美容にも良いので、日頃からとても飲みやすいですよね。これから夏なので、屋外でも愉しみたいお酒です」と締めくくった。

インタビュー後、「お疲れ様です」という挨拶が交わされる中、会場を後にする泉さんはひと言「実は、こっそりいっぱい飲んでます」といたずらな愛くるしい笑顔を残し去って行った。

 


 

たまさぶろ
元CNN 、BAR評論家、エッセイスト
立教大学文学部英米文学科卒。週刊誌、音楽雑誌編集者などを経て渡米。ニューヨーク大学にてジャーナリズム、創作を学ぶ。CNN本社にてChief Director of Sportsとして勤務。帰国後、毎日新聞とマイクロソフトの協業ニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」をプロデュース。日本で初めて既存メディアとウェブメディアの融合を成功させる。これまでに訪れたバーは日本だけで1000軒超。2015年6月、女性バーテンダー讃歌・書籍『麗しきバーテンダーたち』上梓。米同時多発テロ事件以前のニューヨークを題材とした新作エッセイ『My Lost New York ~ BAR評論家がつづる九・一一前夜と現在』、好評発売中。
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