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NEW2025.12.15 Mon

『CAMPARI RED HANDS APAC 2025 日本大会』優勝は山田寛之さん(BEE’S KNEES)
日本代表として2026年1月開催のアジア大会に出場!

[PR]CAMPARI JAPAN株式会社

12月3日、神田明神ホールにて「CAMPARI RED HANDS APAC 2025 日本大会」セミファイナルおよびファイナルが開催されました。本大会は、単にカクテルの味わいを競うだけではなく、その一杯に込められた想いや文化、そして表現力までも評価。バーテンダーの創造性を刺激し、バー文化の未来を切り拓くことを掲げた、“カンパリならでは”のコンペティションです。

一次審査テーマ:Cocktail & Senses

一次審査のテーマは「Cocktail & Senses」。
カンパリのシグネチャーカクテルであるネグローニをベースに、五感を刺激する一杯を構築することが求められました。セミファイナルでは、6名のファイナリストが自身のカクテルについて英語でプレゼンテーション。国際舞台を意識した形式ではあるものの、審査の焦点となったのは英語力ではなく、カクテルを通して自らの世界観やストーリーをどう表現するかという点でした。

審査員は、日本におけるカンパリグループのオフィシャル・ブランドアンバサダーであり、本大会の審査員長を務めた小川尚人さんに加え、「The SG Club」の服部瑠華さん、そしてフォーシーズンズホテル東京大手町・バー「VIRTÙ」のヘッドバーテンダー、キース・モッツィさん。審査員の顔ぶれはセミファイナリストにも事前に知らされておらず、大会当日にサプライズとして発表されました。

ファイナルテーマ:シネマチャレンジ

セミファイナリスト6名のうち、ファイナルステージに進んだのは3名。
そしてファイナルのテーマは当日発表されました。

今年の課題は、カンパリが2018年に公開したブランドムービー 『The Legend of Red Hand』 にインスピレーションを得て、即興でカクテルを創作する「シネマチャレンジ」。
『The Legend of Red Hand』は、カンパリが掲げるフィロソフィー
“Every cocktail tells a story(すべてのカクテルには物語がある)”
を体現した短編映画です。

物語は、女性ジャーナリストが“完璧な一杯”を求めて世界を巡り、赤い手袋をはめた謎のバーテンダー「Red Hand」の正体を追うというミステリー仕立て。作り手の“匿名性”を象徴的に描くことで、「誰が作るか」ではなく「一杯に何を込めるか」こそが重要である
というカンパリの哲学を表現しています。
さらに、映画には世界各地のバーテンダーが登場し、それぞれが文化や美学を反映したカクテルを披露します。
情熱・物語性・色彩・文化の交差こそがカクテルの本質である
というメッセージが込められた、まさにカンパリを象徴する作品です。

今回のファイナルでは、ファイナリストがこの映画の世界観や象徴性を自らの視点で解釈し、限られた時間と素材の中で「自分自身の Red Hand の物語」を一杯のカクテルに落とし込むことが求められました。即興でつくるという難しさに加え、プレゼンテーションは全て英語で行われるなど、高度な表現力が試されるファイナルステージとなりました。

ファイナルステージに立つ山田寛之さん(BEE’S KNEES)。

ファイナリストの江刺幸治さん(SPIRITS BAR Sunface SHINJUKU)。

同じくファイナリストの遠藤日葉里さん(El Lequio)。

日本チャンピオン:山田寛之さん(BEE’S KNEES/京都)

栄えある日本チャンピオンに輝いたのは、BEE’S KNEESの山田寛之さん。

カンパリのシグネチャーカクテルであるネグローニをベースに、山田さんがセミファイナルで披露した「Fortuna Rosso」は、日本の伝統菓子「苺大福」を再構築した“デザート・ネグローニ”。カンパリの赤と、京都の絹豆腐フォームの白で苺大福を表現し、さらに苺をインフューズしたメスカル・モンテロボスを合わせることで、イタリア・メキシコ・京都という異文化が交差する革新的な一杯に仕上げました。その独創性と完成度は高く評価されました。

2位は江刺幸治さん、3位は遠藤日葉里さんという結果になりました。

山田さんは来年1月、イタリア・ミラノで開催されるアジア大会へ日本代表として出場。アジア14の国と地域の代表者とともに、さらなる頂点を目指します。

優勝した山田寛之さんと審査員長を務めたカンパリグループ ブランドアンバサダー小川尚人さん。

『CAMPARI RED HANDS APAC 2025 日本大会』で競演したセミファナリスト。

「Cocktail & Senses」をテーマにした山田さんのセミファイナルのカクテル「Fortuna Rosso」。カンパリのシグネチャーカクテルであるネグローニを独自の発想でアレンジ。

セミファイナリスト(6名・五十音順)
・石川篤心さん(FUGLEN TOKYO)
・江刺幸治さん(SPIRITS BAR Sunface SHINJUKU)
・遠藤日葉里さん(El Lequio)
・小倉広康さん(THE HISAKA)
・川井田里菜さん(ウェスティンホテル東京)
・山田寛之さん(BEE’S KNEES)

ファイナル結果
優勝 山田寛之さん(BEE’S KNEES)
2位 江刺幸治さん(SPIRITS BAR Sunface SHINJUKU)
3位 遠藤日葉里さん(El Lequio)

カンパリについて
鮮やかな赤色、心地よい苦味がほろ苦い唯一無二のハーブリキュール。カンパリは1860年にイタリアで誕生。オレンジやハーブの洗練されたアロマとビターテイストを生み出す秘蔵のレシピは脈々と受け継がれ、世界190カ国以上で愛飲されている。また、英国の飲料専門誌「Drinks International」が選ぶ「The World’s Best Selling Classic Cocktails」(世界のバーで最も人気のクラシックカクテル ランキング)でカンパリを使った代表的カクテル「ネグローニ」が、世界第1位を獲得。

ホームページ:https://www.campari.com/ja-jp/
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