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バーをこよなく愛すバーファンのための WEB マガジン

2023.12.25 Mon

ホイッスルピッグでつくるClassic & Originalカクテル
100%ライ麦パンで香味を強調。独創的な
レシピでライ・ウイスキーの魅力を発信

ホイッスルピッグ 10年 × バイブルクラブ 大阪 藤本竜介

[PR]MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社ライ・ウイスキーの可能性に賭けた伝説のマスター・ディスティラー、デイヴ・ピッカレルが率いるチームによって生み出された「ホイッスルピッグ」。バーモント州ショアハムにあるのどかなファームでブレンディングと熟成の研究が行われ、2007年の設立以来、複雑で深い味わいのライ・ウイスキーをつくり出し続けている。2017年にはサンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティションで最優秀ウイスキーに輝き、国際的な注目を浴びているブランドだ。

今回、「ホイッスルピッグ」の原点ともいえる「10年 スモールバッチ・ライ」にフィーチャーし、6人のバーテンダーにその魅力を語ってもらうと共に、クラシックカクテルとオリジナルカクテルの2種を考案してもらった。そのうちの一人が、アメリカ禁酒法が施行される以前の時代を体感できるクラフテッドカクテルバー「バイブルクラブ 大阪」でマネージャーを務める藤本竜介さんだ。

  ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ 

ブランドの原点とされる「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」。クリエイティビティー、革新性、そして理想の味わいを追求する情熱が、カナダにあった古いライ・ウイスキーの原酒の発見につながった。ストレートやロックでの味わいは格別で、クラシックカクテル、オールドファッションドのベースとしても最適。権威ある全米のワイン専門誌「ワイン・エンシュージアスト」で96点という高得点を獲得するなど、ライ・ウイスキーの歴史を変えたともされる。


お気に入り『ホイッスルピッグ』のソーダ割りでライ・ウイスキーの認知度を高めたい

百貨店や高級ブランド店、多種多様な飲食店が集まる大阪随一のショッピングエリア、心斎橋。賑やかな街の一角に立つビルの地下に、ここが日本であることを忘れてしまう古き良きアメリカのバー空間が広がっている。それが「バイブルクラブ 大阪」だ。マネージャーである藤本さんに店のコンセプトを訊ねると、1800年代後半から1900年代前半の禁酒法が施行される以前のアメリカのバーを再現しているのだそう。バーツールはもちろん、店の重厚な扉や照明、テーブル、チェア、グラスやグラスタオルに至るまですべてがアンティークという徹底ぶり。そんな「バイブルクラブ 大阪」で飲むお酒はやはりウイスキーが似合う。

「ホイッスルピッグは、僕自身シンプルなソーダ割りで飲むのが好きで、お客様にも積極的におすすめしています。そのせいもあって、ホイッスルピッグはうちの店でとても人気があるんです。最初に飲んだ時、樽熟成によるリッチでふくよかな味わいに惹かれました。少しピリッとした焦げ感のある余韻が印象的で、早くカクテルをつくってみたいという衝動にかられたんです。それほど他のライ・ウイスキーにはない独特な味わいに興味が湧きました」

バーテンダーにとってライ・ウイスキーの存在は深く浸透しているが、バーを訪れる客の側からするとその知名度はまだまだ低いと藤本さんは言う。

「モルトウイスキーやバーボンは馴染みのあるお酒ですが、ライ・ウイスキーとなると知らない方が多い印象ですね。お客様からするとまだ未知のもので、それだけ伸び代があるってことだと思うんです。なので、僕が好きなホイッスルピッグのソーダ割りをおすすめることで、ライ・ウイスキーの認知度が高まればいいなと考えています」

ロングステアで仕上げる少しビターな『サゼラック』

「バイブルクラブ 大阪」で人気のカクテルを訊くと、『サゼラック』だと藤本さんは言う。『サゼラック』は、アメリカ ニューオリンズで生まれ、世界最古のカクテルと言われている。クラシックな店の雰囲気にぴったりのカクテルだ。

「ライ・ウイスキー、アブサン、ペイショーズ・ビターズ、角砂糖からなる『サゼラック』はとてもシンプルなカクテルです。それだけにベーススピリッツの味わいはカクテルに大きく影響します。これまで色々なライ・ウイスキーをベースにこのカクテルをつくってきましたが、ホイッスルピッグがもっとも合うと思います。

通常、氷を入れたロックグラスで飲むことが多いと思いますが、僕はカクテルグラスで、しかもアンティークの真鍮製グラスでご提供しています。熱伝導率が高いので、最初は冷たい飲み心地ですが、時間とともに温度があがり、隠れていた素晴らしいアロマが愉しめます。すべての材料とアロマの調和を感じていただくため、ビターズを少し多めに加えるのが私流。ロングステアにより緩やかに溶ける氷の加水量で味わいのバランスを整えています」


クラシックカクテル『サゼラック』
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:40ml
・アブサン:5mi
・ペイショーズ・ビターズ:4dash
・自家製リッチシロップ: 7.5ml
・レモンピール
〈つくり方〉
①全ての材料を氷の入ったミキシンググラスに入れロングステア。
②カクテルグラスに注ぎ、レモンピールを振る。

『サゼラック』のカクテルメイキング動画はこちら

ライ麦感を増幅させたトロピカルカクテル『ラ・ラ・ラ・ライ』

次は藤本さんによるオリジナルカクテル。『ピニャコラーダ』のツイストでその名も『ラ・ラ・ラ・ライ』だ。

「カクテルの名前は、面白いとか、覚えやすいという観点でいつも考えています。この『ラ・ラ・ラ・ライ』は、今年4月に行ったホイッスルピッグのカクテルイベントの際に提供したもので、お客様が声に出してオーダーすることで、周りが何となく笑顔になれるゴロの良さと響きがあります」

ライ・ウイスキーを広く知って欲しいという想いから、『ラ・ラ・ラ・ライ』にはある食材がホイッスルピッグにインフューズされている。それは何かというと。

「ライ麦100%でつくられたライ麦パンです。先ほどもお話ししましたが、ライ・ウイスキーを知らないお客様が多いため、こうした大勢が集まるカクテルイベントで認知を拡大できればと思ったんです。味わいは、ホイッスルピッグのライ麦感がより強まる感じで、相性の良いココナッツシロップやパイナップルジュースと合わせ、『ピニャコラーダ』風にしてみました。しかも、ホイッスルピッグに感じるバニラ感は、ミルクウォッシュと親和性が高く、口当たりのまろやかなテイストに仕上げることができます。これは自慢ですが、この『ラ・ラ・ラ・ライ』、カクテルイベントでかなり人気が高かったんですよ(笑)」


オリジナルカクテル『ラ・ラ・ラ・ライ』
〈レシピ〉
・ホイッスルピッグ ミルクウォッシュ:90ml


【ミルクウォッシュ レシピ】 
◎ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ:30ml
※ライ麦パン インフューズ
◎アブサン:3ml
◎ココナッツシロップ:12ml
◎パイナップルジュース:12ml
◎レモンジュース:10ml

〈つくり方〉
①ホイッスルピッグ ミルクウォッシュをスローイングで冷やす。
②氷を入れたグラスに注ぐ。

『ラ・ラ・ラ・ライ』のカクテルメイキング動画はこちら

藤本竜介(ふじもと りゅうすけ)
大阪府住吉区出身。小学生より卓球を始め、高校は強豪校へ進学。全国クラスの卓球選手として励むも志半ばで挫折。その悔しさが心に残り、別の何かで一番になろうと一生の仕事としてバーテンダーを選ぶ。大学3年で地元のバーでアルバイトを経験した後、上京。ダイニングバーやミクソロジーバーで修業を積み、28歳で大阪に戻る。2019年、現在の「バイブルクラブ 大阪」に入店し、わずか1年でヘッドバーテンダーの地位に上りつめ、現在に至る。


バイブルクラブ 大阪
クリスタルグラスやシェーカーをはじめとしたバーツール、テーブルや照明など全ての装飾品にアンティークやヴィンテージ製品が用いられ、アメリカ禁酒法が施行される以前の時代を体感できる空間が広がっている。細部にまでわたる本物へのこだわりは圧巻のひと言に尽きる。クラシックカクテルからオリジナルカクテルまでメニューも多彩で、ウイスキーの品揃えも豊富。また、アメリカ禁酒法時代のバーとして世界でも有名なアメリカ・オレゴン州ポートランドにある”バイブルクラブ”の姉妹店としても知られている。

大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目1−11 Benyondcool bldg B1F MAP
Tel. 06-4708-1238
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